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会見・コメント

2018-07-30 18:00 追加

浅野博亮「勝負の年。自分の全てを出したい」

日韓戦第2戦 試合後のコメント

全日本代表 男子

 7月29日に行われた「2018男子バレーボール国際親善試合 日本×韓国」第2戦後の浅野博亮選手のコメントをお届けする。

――日韓親善試合2試合の感想を。

浅野:1日目はちょっと遊びのようなゲームに出させてもらったので、気楽にやれたのでのびのびとできたのかなと思いました。今日は途中からプレッシャーのかかる試合の中で出たので、自分がそういう中で出られるのが嬉しく思いました。ただ、プレッシャーがかかるなかで、自分のプレーにちょっとずれが生じていました。

――僕の偏見かもしれませんが、今日はスパイクが縮こまっている印象を受けたのですが。

浅野:実は今日、緊張していたんです(苦笑)なんでか、わからないですが、ここ(両肩回り)が緊張して。「今日俺ダメだ」と思いながら、自分の中では感覚が最悪だったんですが、チームがうまく回っちゃって、こっちのベンチも代える感じでもなかった。もうやるしかないと思いました。

――もちろん要所要所で決めていましたが、いつもなら、あそこ強打でいってるのになと思うシーンで、軽く打ったりしていて、浅野選手らしくないなと思いました。

浅野:そうですね。ぶっちゃけ調子良くなかったですね。その中でも勝てたことは自分の中でもプラスになりました。ただ、緊張していたり、ダメな時でもレセプションだけは。

――安定していましたね。

浅野:はい。でも、安定はしていましたけど、自分の中ではダメなので。もっとちょっとしたずれが、50センチ、1メートルくらい戻ったりというのが多かったので。速攻は使えるかもしれないけど、良い体制で決めさせてあげることができなかった。自分はそこを妥協してはいけないと思っています。しっかりと。

――これから1週間オフで?

浅野:はい。

――正式に世界選手権の代表に選ばれたら、どういった意気込みを?初めてですよね。

浅野:世界選手権は初めてですし、アタッカーとして全日本で世界の上位国と当たるのは、今年ネーションズリーグでは当たったんですが、世界選手権ではワンランク上の質でバレーをやってくると思うので、それを自分のこの身長で、この対応できたり、自分を試せるのかなという楽しみであったり、ドキドキもするので。勝負の年でもあるのかなと思うので、自分のすべてを出していきたい。

――やっぱり今後も代表で常に残りたい?

浅野:もちろん、そうですね。東京オリンピックまでは。

――以前はそこまでという感じでもなかったのでだいぶ変わったなと。

浅野:東京オリンピックじゃなかったら、そんな風に思ってなかったかもしれません。もういいかなと思っていたんですけど。やっぱり自分の国でできて、東京オリンピックには出たいなと思ってきてしまったので、やるしかないなと。自分はプレーというよりは、今日みたいに流れを変えるのが仕事なので、そこでしっかりアピールしたいなと思います。

聞き手:大塚淳史
写真:大塚淳史、黒羽白

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