2018-10-08 00:15 追加
全日本女子、最終セットで石井優希、長岡望悠らが活躍し、ドミニカ共和国にフルセット勝利 2018女子世界選手権
全日本代表 女子
第3セットは序盤からデラクルス選手のスパイクを止められず、追いかける展開が続く。終盤で黒後に代わって石井優希が入り、キレのあるスパイクを打ち込むなど流れを引き寄せかけたが、ドミニカ共和国の強打に押されて22-25でセットを落とした。
第4セット、どこからでも強烈な一打を放つドミニカ共和国のスパイクを前に苦しいラリーが続く。何とか立て直したいところでは長岡と冨永がコートに立ち、冨永から託されたトスを長岡が打ち切って、18-19と追い上げる。
長岡はサーブでもポイントを奪い、さらに苦しいラリーを長岡のバックアタックで制して食らいつき、そのまま再びジュースに。黒後のスパイクや古賀のブロックアウトで25-24とセットポイントを握ったが、ここでサーブミス、さらに長岡のスパイクが止められ、最後は相手のスパイクで逆転され、セットを失った。
第5セットは長岡と冨永がスタートから、そして黒後に代わって石井が入る布陣で挑んだ。その石井がサーブ、スパイクで輝きを放ち、連続得点でリードを奪うと、長岡も鋭いスパイクを打ち込んで勢いを作る。ドミニカ共和国も多彩な攻撃で攻めてくるが、石井のスパイクで連続失点を食い止め、奥村のクイック、古賀のスパイクで13-9。最後は古賀のスパイクが決まり、15-11でフルセットの激闘を制した。

写真:黒羽白
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