全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>コラム>豊田合成が戦術変更でサントリーから逆転勝利 ファンも「ヤバい!」と興奮の好ゲーム

コラム

2019-02-01 21:27 追加

豊田合成が戦術変更でサントリーから逆転勝利 ファンも「ヤバい!」と興奮の好ゲーム

豊田合成が戦術変更でサントリーから逆転勝利

V1リーグ 男子


バレーボール男子V1リーグの豊田合成トレフェルサは1月27日、東京都の大田区総合体育館でサントリーサンバーズに3-2(23-25、21-25、27-25、25-21、15-13)で勝利して勝ち点2を上積みし、3位サントリーとの差を7に縮めた。元クロアチア代表で得点源のイゴール・オムルチェンが第1セットで負傷し、サントリーに2セット連取される苦しい試合だった。しかし、試合中盤から徐々にサントリーの得点源であるロシア代表ドミトリー・ムセルスキーに対応して封じ込め、逆転勝利と結びつけた。高松卓矢は「途中でイゴールが抜けてしまった穴を、山田(脩造)くんだったり、僕だったりとか皆で、チーム一丸となって戦えたのが勝因だと思います」と全員の力と強調した。

「ヤバい!本当ヤバいよ!」第5セット、豊田合成は高松がスパイクを決めて6−7とし、続けて高松がムセルスキーのスパイク を、この試合2度目のブロックシャットで7−7とした。近くに座っていた豊田合成のユニフォームを着ていた女性ファンが連呼していた。興奮させるだけの好ゲームであったのは間違いない。

まさに豊田合成の選手、監督、コーチ、スタッフたち全員の力でひっくり返した内容だった。前週の沖縄大会から好調時を思わせていたイゴールが、第1セットの15−16のテクニカルタイムアウト明け、負傷で急遽交代。オポジットには椿山竜介が入った。ただ、急なアクシデントだったせいか、連続失点し、そのままセットを落としてしまう。前日にストレート負けしてJTサンダーズ戦に続き、嫌な流れが続くのかと思われた。

ただ、この日の豊田合成は違った。第2セットも落としたものの、第3セット、豊田合成が踏ん張る。傳田亮太が1段階ギアを上げたかのように、ブロックやスパイクを決め、また、白岩直也や高松、そしてイゴールのポジションに入った山田脩造らが満遍なく得点を重ねた。そして、守備が徐々にサントリーの攻撃に対応し始めると、第3セット終盤には、ムセルスキーの強烈なスパイクをブロックでワンタッチを取ったり、ディグ(スパイクレシーブ)し、切り返しから高松が連続でスパイクを決め、最後は高松がムセルスキーをブロック。サントリーの2回のマッチポイントをしのいで逆転で取り返した。

こうなると、流れは豊田合成に。昨シーズンのイゴール不在時に見せたような全方位からの攻撃や、サーブを軸とした攻撃に、サントリーのブロッカーとレシーバーが徐々に抑え切れなくなる。また、サントリーのムセルスキーがスパイクこそ決まっているものの、ブロックに引っかかったり、ディグされるなど、豊田合成の守備陣がサントリーの攻撃にうまく対応していった。第5セットはサーブでサントリーを崩しながら、主導権を握っていき、最後はこの日絶好調だった高松がスパイクを決めて勝利を決めた。

>> コラムのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事