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インタビュー

2019-02-04 08:00 追加

新主将に聞く 岩坂名奈(前編)「久光製薬でもキャプテンをやって、チームをまとめて勝たせることができれば、また成長できる」

新主将に聞く 久光製薬・岩坂名奈(前編)

V1リーグ 女子

 2018年の天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権で2年ぶり優勝した久光製薬スプリングス。日本代表とともに今シーズンから自チームでも主将を務める岩坂名奈選手にとってはキャプテンとしての初タイトル。インタビュー前半では皇后杯優勝についてやキャプテンとして意識していること、久光製薬スプリングスをどんなチームにしていきたいかなど語っていただいた。

――皇后杯優勝おめでとうございます。久光製薬スプリングスのキャプテンになって初めてのタイトルですね。

岩坂名奈(以下、岩坂):ありがとうございます! 

──振り返って優勝はいかがですか?

岩坂:前回の天皇杯・皇后杯で悔しい思いをして、『その時の借りを返す』思いで緊張感をもって大会に入りましたが、今シーズンは、リーグでもいい形で勝ったというのが少なく歯車があわず相手のミスに救われた試合が多く、その感じのままで皇后杯を迎えたので、初戦の高校生(金蘭会高校)との試合も自分たちで硬くなって入りがよくなくて……。高校生は勢いがあり春高バレー前でモチベーションも高く、両レフトを中心に攻撃してきたのでやりづらい部分もありました。でもなんとか勝つことができました。

準々決勝は日立と今シーズン初めてやりましたが、苦しみながらも勝って、次の週、大田区総合体育館でNECと。NECのホームアリーナだったので大応援の中でしたが、前回負けている悔しさを知っている分、全員が踏ん張れて勝つことができました。最後の決勝もトヨタ車体と1セット目からすごい試合(35-33)になりましたが、集中力を切らさず全員で戦って2年ぶりに優勝。勝ててほんとによかったです。個人的には、天皇杯・皇后杯の決勝でプレーするのは久しぶりだったので、勝ってよかったなって思っています。

――勝った瞬間はどんな思いがよぎりました?

岩坂:喜びもそうですし、勝つことでチームに自信がつくので2018年の最後をいい形で終わりたいとみんな思っていました。私も勝って終わりたかったので、結果を残せて、(平成最後の皇后杯優勝の)名を刻めたことはよかったです。自分が納得のいくようなプレーはできなかったですが、チームが勝つことが一番なので。

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