2019-05-08 20:54 追加
4年ぶり優勝サントリー荻野監督「今季の3つの目標スパイク・ブロック・サーブが機能した」ムセルスキー「すべての人にリスペクトと感謝を」第68回黒鷲旗
第68回黒鷲旗決勝サントリー記者会見
V1リーグ 男子
第68回黒鷲旗男女バレーボール選抜大会は、サントリーサンバーズの4年ぶり8回目の優勝で幕を閉じた。サントリーの優勝記者会見をお届けする。なお、米山達也選手に関しては別途記事とする。
Vリーグ(優勝を)とっているパナソニックと対戦しましたが、1セット目から非常に集中していました。2セット目競って落としましたけど、最後まで集中力が切れずに、特に攻めるサーブと緩急つけるサーブが機能して、連続得点がとれたと思います。あとはサイドアウト率もセンター塩田小野が活躍してくれて、ムセルスキーはもちろんのこと、レセプション陣も強いサーブを我慢してくれて、今までやってきたこと、1年間やってきたことをしっかり出せた試合だったと思います。
本当に選手とスタッフには感謝していますし、この優勝をまた来季につなげたい。
選手たちはかなり成長したと思う。来季につながるいい試合内容だったと思います。
――久しぶりの優勝おめでとうございます。改めて今年目指してきたことを教えてください。
荻野:3つありまして、スパイク・ブロック・サーブ。スパイク決定率に関しては、ムセルスキー選手ももちろんのこと、他の選手もムセルスキーの影響によって決定率がかなり上がった。
ブロックに関してもディグがしやすいようなブロック。特に黒鷲旗に向けてブロックとディグの関係をかなり練習してきましたので、特に2枚ブロック3枚ブロックができたと思います。
課題であったサーブについては、リーグ中にもったいないこともあった。トランジションをとったあとの2本めのサーブ、3本目のサーブの精度をあげないといけないということを言いました。サーブの打ち方など、その3つは、黒鷲旗を通してできてたんじゃないかなと思います。
――今シーズン米山選手などベテラン選手が退団するなかで、リーダーシップはどの選手に期待されますか?
今の子は難しいから、米山のように一人で背負っていこうという子はたぶんいないと思う。役割分担はこれからどうやっていこうかなとは考えます。それよりもポジションで自分がレギュラーを取るんだという気迫とか、取り組む姿勢とかが芽生えてくると思う。
チーム内競争を継続してやっていきたい。米山に代わるリーダーシップはなかなか難しい
強いチームというのは4人ないし5人そういう選手がいる。たとえばパナソニックさんは、ほとんどみんなリーダーシップがとれるので。それを自分たちがやって優勝したことは、選手たちの自信になってきたと思う。
米山選手の背中を見ているので、藤中選手とか、今大会試合に出てる選手はみな強くなれるんじゃないかな?
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