2019-07-27 19:18 追加
全日本女子、オランダと親善試合を行い、フルセットで敗れる
全日本女子 親善試合オランダ戦の結果
全日本代表 女子
バレーボール女子日本代表チームは、26日、遠征先のオランダ・アルメロでオリンピック予選を翌週に控えたオランダ代表と親善試合を行い、2-3(18-25、17-25、27-25、25-23、11-15)で敗れた。
日本チームのスターティングメンバーは、黒後 愛、荒木絵里香、石井優希、古賀紗理那、芥川愛加、田代佳奈美、リベロ・小幡真子。
第1セット、今シーズン初めて田代をスタメンに起用。立ち上がりは0-3とオランダがリードしたが、そこからサイドアウトの繰り返しとなり、古賀のブロックで9-10 と1点差に迫ると、切り返しの攻撃を決めて、12-12で追いついた。
しかし、オランダにサービスエースやブロックなどで15-19と再びリードを許し、サーブレシーブを乱されて、苦しい展開に。最後もブロックを決められて第1セットを失った。
第2セット、セッターに宮下遥を起用。オランダのサーブに崩されて0-4、日本はディフェンスがなかなか機能せずリードを許す。
徐々にサーブレシーブが安定し、渡邊彩のサービスエースで12-12の同点に追いついたが、オランダはブロックをきっかけに連続得点、さらに日本のミスで15-20と点差を広げられる。高さのある攻撃に対してディフェンスが機能せず、最後はオランダのサービスエースで17-25とこのセットも落とした。
第3セットはセッターに佐藤美弥が入った。競り合いからオランダが一歩抜け出し、6-11と日本は追う展開に。佐藤のサーブで崩し、徐々に点差を詰めると、古賀のブロックが決まり、16-18。奥村麻依のサービスエースで1点差とし、古賀のポイントで22-21と逆転に成功した。
日本のミスで23-24とオランダがマッチポイントを迎えたが、粘る日本はラリーを制して再逆転。奥村のブロックで27-25とセットを奪った。
第4セットは序盤からお互いに譲らず、6-6に。オランダが一歩抜け出しても、日本はすぐに追いつく。
田代のサーブから芥川のブロックも決まって、競り合いは続き、14-14とする。サービスエースを奪われるが、田代のサーブから連続得点し、19-16とリード。
23-22と追い上げられたが、黒後のスパイクで25点目となり、セット連取に成功した。
第5セットは前半から競り合いが続いたが、ミスが出て、5-8でコートチェンジ。
オランダにフェイント、ツーアタックで得点を追加され、6-11。日本も粘って9-12と追いすがる。しかし、最後はオランダの攻撃が決まり、セットカウント2-3で惜敗した。
■寺廻太女子強化委員長のコメント
第1、第2セットのスタートが悪く、反省の残る試合となったが、第3、第4セットで日本らしい粘りを発揮できた点は評価できる。
オリンピック予選前で状態の良いオランダに、明日は食らいついて勝利したい。
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