2019-09-28 21:00 追加
日本、アルゼンチンをストレートで下し5勝目 2枚替えの宮下・黒後が流れを変える W杯2019女子
アルゼンチン戦ゲームレポート
全日本代表 女子
ワールドカップバレー2019女子大会は28日、丸善インテックアリーナなどで試合が行われた。日本はアルゼンチンに第1セットを苦しみながらも、2枚替えで投入された宮下遥、黒後愛が流れを変えて取り切り、そのままストレートで押し切った。
日本のスターティングメンバーは以下の通り。
古賀紗理那、岩坂名奈、鍋谷友理枝、佐藤美弥、長内美和子、芥川愛加、リベロ山岸あかね
第1セット立ち上がり、アルゼンチンはファリオル、ラスカノの両ミドルを使い、1点を追う展開でファーストテクニカルタイムアウト。日本も長内の強打、芥川のブロードなどで得点していったんは逆転するが、佐藤の痛恨のツーアタックミスなどで再度逆転され、2度めのテクニカルタイムアウトもアルゼンチンリードで折り返す。アルゼンチンのサーブで崩され、オーバーネットをとられて3点差になったところで日本がタイムアウト。18-21となったところで宮下遥、黒後愛が2枚替えで入り、すぐに黒後が決めて今度はアルゼンチンがタイムアウトをとった。宮下の好スパイクレシーブからの攻撃で同点に追いつき、アルゼンチンが再度タイムアウト。23-23とまた並ばれたところで、古賀に代えてエース石井優希を投入。デュースに持ち込まれたが鍋谷が打ち切って26-24で第1セットを先取。
第2セットは第1セットと同じ先発メンバーでスタート。立ち上がりから古賀が決めて得点を重ね、8-2と大差でテクニカルタイムアウト。アルゼンチンが2枚替えをして流れを変えようとするが、点差はなかなか縮まらず、アルゼンチンがタイムアウトをとる。日本の勢いは止まらず、佐藤のネットインエース、長内の強打で16-10で折り返す。宮下、黒後の2枚替えを投入し、24-15とセットポイントを握り、岩坂がブロックポイントを決めて第2セットも連取した。
第3セットも同じ先発メンバー。序盤から日本が先行し、4-1となったところでアルゼンチンが早くもタイムアウト。アルゼンチンがアンテナの内側のボールを日本コートまでレシーブするファウルをおかし、8-3でファーストテクニカルタイムアウト。大会ベストサーバーのニセティチにサービスエースをとられ、4枚でサーブレシーブに入ってサイドアウトを切る。アルゼンチンは集中力が切れたか、鍋谷のサービスエースなどでブレイクを重ね、20-11となったところで石川真佑を投入、入ってすぐに決め、そのままストレート勝利で5勝目をあげた。
写真:FIVB
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