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ゲームレポート

2019-10-01 21:09 追加

日本代表男子、石川、西田が躍動。リオ五輪銀メダルのイタリアに大金星 W杯2019男子

W杯男子イタリア戦の結果

全日本代表 男子

 バレーボールワールドカップ2019男子大会が1日、マリンメッセ福岡(福岡市)などで開幕。日本は初戦、世界ランク3位のイタリアと対戦。ストレート(25-17、25-19、25-21)で勝利した。

 日本チームのスターティングメンバーは、以下の通り。
 関田誠大、福澤達哉、山内晶大、西田有志、石川祐希、小野寺太志、リベロ・山本智大。
 
 第1セット、石川のサービスエースでまず最初の1点。イタリアのスパイクに対し、日本がチャレンジ成功で2-0。オポジットのネッリが決めてイタリアが1点目。西田が初得点で3-1とする。ラリーからベテラン・福澤も決めて4-1。さらにイタリアのスパイクがアウトになり、5-1となったところでイタリアはたまらずタイムアウトをとる。タイム明け、小野寺のサービスエースが飛び出し、福澤がストレートを決め、日本は7点目。イタリアのサーブミスでテクニカルタイムアウトとなる。
 山内がAクイックを決め、9-4。イタリアはルッソが決めて9-5とするが、すぐに小野寺が決めて切り返す。ラリーからネッリが決め、サービスエースも出て、10-7に。しかし、イタリアのタッチネットで日本は11点目。山本の好レシーブから福澤がフェイントを決めて、12-7。石川のバックアタックで13-8。イタリアはコーイのスパイクで13-9とするが、サーブミスで14-9に。逆に日本は西田がサーブで崩し、山内のブロックで15-9となったところでイタリアは2回目のタイムアウトをとる。タイム明けすぐに西田のサービスエースで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
 17-11となったところで柳田将洋がピンチサーバーで登場するも、イタリアにツーアタックを決められ、福澤がコートに戻る。石川がレフトから連続で決め、19-12。福澤がブロックアウトをとり、20点目に。その後、ラリーの応酬からイタリアのミスで22-15。ピアノがミドルから決めて、22-16。23-16で清水邦広がワンポイントブロッカーで関田と交代する。山本のディグからその清水が24点目を決める。西田のサーブがアウトになるが、山内の速攻が決まり、25-17でセットを先取した。

 第2セットはスタートから西田がスパイクを決める。ルッソがミドルから決め、1-1。西田が再び決めて2-1。コーイがストレートから決めて2-2。ここまで決定率100%の石川が決めて3-2。さらにサーブに下がった石川がパイプ攻撃を決めて連続得点する。西田がライトから決めて5-3。ネッリがバックアタックを決め、拮抗した展開に。イタリアのブロックに対して日本がチャレンジし、成功。さらに石川の連続得点で8-5でテクニカルタイムアウトとなる。
 石川の勢いは止まらず、ラリーからフェイントも決めて9-5。イタリアもコーイがバックアタックで応戦する。西田も高いジャンプからストレートを決め、10-6。小野寺のブロックで11-6となったところでイタリアがタイムアウトを要求する。小野寺がミドルから決めて12-7。石川がブロックアウトをとり13-7、ラリーから西田が決めて14-7とする。イタリアはネッリのサービスエースで14-9とするが、西田がレフトから決めて、日本が15点目。石川がサーブで崩し、イタリアのコンビミスで2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
 その後、石川のバックアタックで17-10。ネッリのスパイクで17-11、西田が強打して18-11。福澤のブロックアウトで19点目となったところで日本は2枚替えで藤井直伸と清水がコートに入る。コーイのクロススパイクで19-14。イタリアのネットインサーブで連続得点したところで日本がタイムアウト。イタリアのサーブミスで20-16としたところでイタリアがタイムアウトをとる。
 西田の打点の高いスパイクで21-17。イタリアがチャレンジ失敗で日本に22点目が入る。ここで関田がミドル・小野寺にトスを上げ、クイックが決まって23-18。ラリーの応酬から西田が得点し、セットポイント。最後は小野寺が決めてセットを連取する。

 第3セット、西田が決めて1-1とするが、コーイのフェイントなどで逆転され、1-3に。西田が相手ブロックの間を抜いて2-3とするが、その西田のサーブミスで2-4。西田がイタリアのブロックにつかまったところで日本はタイムアウトを要求する。その後も西田へのマークが厳しくなり、被ブロックで3-6。しかし、日本は石川のフェイント、小野寺のブロック、山内のサービスエースで6-6の同点に追いつく。石川のスパイクで7-7とするが、西田が1枚ブロックで止められ、7-8でテクニカルタイムアウトに。
 タイム明け、イタリアのサーブミスで8-8。福澤のフェイントで9-8と逆転するが、イタリアはコーイのスパイクでが決まり、9-9。小野寺がミドルから決めて、10-9。イタリアがラリーを制し、10-10。福澤のストレートが決まり、西田がサーブで崩し、12-10。流れが日本に傾いたところでイタリアがタイムアウトをとる。再びコーイが決めて、12-11。イタリアのクイックが決まり、流れが傾きかけたところで山内がミドルから決めて14-13。しかし、その山内のサーブがアウトになり、14-14。石川のプッシュで15-14。ラリーの応酬からネッリが決めて、15-15。アントノフのサーブがアウトになり、16-15でテクニカルタイムアウトとなる。その後、石川のサービスエース、バックアタックなどで日本は5連続得点で20-15。イタリアも粘り、20-17。西田がイタリアのブロックにつかまり、20-18となったところで日本はタイムアウト。ようやく西田が決まり、21-18。日本のタッチネットで21-19。ネッリのサービスエースで21-20とイタリアが追い上げるが、次のサーブはネットにかけ、22-20。23-21となったところで清水、藤井が入り、2枚替え。石川が決めて、マッチポイントとなる。最後は石川のブロックで38年ぶりにイタリアにストレート勝利した。

写真:FIVB

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