2020-02-04 17:38 追加
サントリー・ムセルスキー「難しい試合でした」荻野監督「連敗してセットもとれなかったJTさん相手に勝とうという強い気持ちを持ち続けてくれた」
サントリーサンバーズ会見コメント
SV男子
2020年2月2日
JTサンダーズ広島1-3サントリーサンバーズの試合後の記者会見コメント。
■サントリーサンバーズ
●藤中謙也
3-1という結果ですけど、1セット目を取られたとしても試合の内容というのは悪くなかったと思います。1セット目中盤以降は大差でしたが、序盤に関してはしっかりバレーができていたと思いますし、2セット目からは1セット目の序盤のようなプレーができていたので、その結果があとの3つに繋がったのかなと思います。
●小野遥輝
1セット目は最終的に向こうに離されてセットを落としてしまったんですけど、そこで落ちることなく2セット目以降しっかり修正できて、自分たちの勢いを持って一度もその勢い捨てずに、そのまま2、3、4と戦えたので、結果的に3-1で勝利することができたのかなと思います。(JTには)1レグ2レグ負けてる中での3レグだったんですけど、どうしても勝ちたいという気持ちで入って、しっかりチームで勝ち切れたというのはファイナルにも繋がる試合だったと思います。
●ムセルスキー
難しい試合でした。なぜなら昨日我々は0-3で負けていたし、そこから気持ちを切り替えて今日の試合に挑むのは大変でした。しかし我々はそれに成功しました。1セット目こそよくなかったですが、自分たちのバレーを展開することができた2セット目以降は常にリードすることができました。そして勝点3を獲得できたことはとても良かったと思います。完璧な試合ではありませんでしたが、たとえ難しい状況でも我々はチームとして強くなっています。みんなで力を合わせてバレーボールができたので、それが勝利に繋がったと思います。
――今日の試合でも、状況によって本来のポジションはオポジットですがミドルの位置でブロックされていました。そして以前ロシアのベルゴロドにいたときには、逆に本来ミドルのポジションで後衛ではオポジットのようにライトからバックアタックを打つということもされていました。この2つにはどちらがやりやすいといった違いがあるのでしょうか。
ムセルスキー:私にとっては慣れたことです。私はチームの車輪となってチームを動かす必要があるので、それは当たり前のことです。自分ができることなら私はやります。
――普通はオポジットに入っていて、ブロックはミドルで行うというのは普段よりも負担がかかるのでしょうか。
ムセルスキー:特別に負担がかかるということはありません。
――藤中選手に。これまでJTに対して1セットも取れていなかったのですが、それを踏まえてチームあるいは個人の作戦として今回はこれでいこうというものはありましたか。
藤中:戦術に関しては2レグと大きく変わってないですけど、1、2レグは0-3で落としてるので、なんとか1セットでもなんとか勝ちをっていう意気込みでチーム全体で試合に臨めたことが大きかった。1セット目は取られましたが、そこから2セット目切り替えてそれを取れたというのは大きいですし、今日JTに勝ったっていうのは僕らにとってすごい大きな自信になる。今勝ってないチームはないっていう、結果負け越しはありますけど勝つ可能性はあるという自信には繋がると思うので、残り4戦しっかり勝い切って、いい形でファイナルに臨めればいいかなと思います。
――1セット目取られて、2セット目以降は何を意識されていたのですか。
藤中:けっこう相手のジャンプサーブに攻められていた印象。1セット目の中盤からそれで離されたというのがあるので、そこは僕らレシーバー陣でなんとか返して、ムセルスキー選手も4枚で入ったりして。そこからうまくそのローテーションで回るようになったと思いますし、いちばん大きいのは気持ちの部分で1セット落とした場面で「やっぱりか」じゃなくて「2セット目取り返そう!」という気持ちでスタートから走れたというのは大きいかなと思います。
――小野選手に、1セット目と逆に2セット目以降サントリーの方がサーブで走れてたと思うんですが、小野選手自身2セット目以降サーブで意識したことはありますか。
小野:1セット目は特にサーブで攻められてて、僕らが(サーブを)あまり攻められなかったのですが、僕自身は今日に関しては1セット目からある程度感覚よくで打てていた。2セット目以降そこで攻めなかったら、結局むこうに攻められて、レセプションしてくれる選手に負担がかかってしまうので、僕らは攻めなきゃいけない。僕はレセプションしてないのでその分がんばらないといけないですし、僕だけじゃなく季選手もムセルスキー選手も6人全員ジャンプサーブが打てる選手がいる中で、そこで一番当たっていた僕が攻めないといけないかなと思っていました。個人的にもやっぱり僕らもサーブで打ち負けないようにしっかり攻めるというのは意識して打っていました。
そこでずっと攻め続けられてたので、相手のレセプション陣も少しは乱すことができたと思います。レセプションしてくれる選手、謙也さんとか大樹さんとかが強いサーブをしっかり返して攻撃に繋げてくれていたので、そういうときに僕が攻めて、相手を少しでも崩していかないといけない。クイック攻撃をなくすことで、エドガー選手に2枚行けたりとか。ムセルスキー選手もいますし、ブロック面でAパスにならない状況だったらもちろんブレイクチャンスができると思うので、とりあえず攻めて少しでも崩せたらという意識はずっと持ってやっていけてたと思います。
――クイックもかなり決まっていたが、エドガー選手がヘルプで跳んだりだとか相手のブロックについてはどう意識されていましたか。
小野:1セット目結構コミットで(ブロックが)来ている印象はあって、あとよくアウトサイドがクイックに対してけっこう来てるなというのは感じていた。それでもやっぱり決めきれないといけないし、大宅選手もいいトスをくれていたので、しっかり打ち切ることができていました。相手が僕らにコミットで来てり、コミットじゃなくてもマークしてくる中で、こっちのミドル陣が決めることができていたので、その分こっちのサイドも決定率高く決めれてくれていました。いろんなコンビがある中でクイックのマークもそこまでキツくはなくなってきて、1枚は来てることはあったんですけど、エドガー選手のヘルプもあんまりないような感じもありましたし、徐々に相手のサイドブロッカーがこちらのサイドを見なきゃなってなっていたのかな。
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