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会見・コメント

2020-02-08 09:10 追加

群馬銀行・吉岡みなみ「チャンスをもらった、入れ替え戦では攻めていきたい」、ブレス浜松・水上真悠子「セッターを信じて助走すればスピードとパワーは両立できる」

V2/V3 女子

■大野石油広島オイラーズ

●山内佑里子主将

試合の出だしは固い部分もあったんですけど、それぞれが自分の役割を果たせていました。サーブとブロック、そこからのコンビがしっかりできていたので今日はストレートで勝てたと思います。

●北川海育選手

勝因としては相手のセンターをこちらのレフトがブロックで止めていたことです。相手の攻撃パターンが少なくなってこちらもブロックがつきやすくなりました。ワンタッチブロックから自分たちのやりたい攻撃ができていたと思います。課題としているサーブ&ブロックができました。

――山内主将に。3連勝になります。その中では上位のJAぎふ、ルートインも下しています。チームの調子は?

山内:課題とか反省は選手個々にもチームにもあると思うんですけど全員で克服しているところです。試合でいいパフォーマンスができるように準備をしてきました。

――厳しい見方かもしれませんが、大野石油は本来このカテゴリーでは実力上位なのでは?

山内:普通に自分たちのバレーをすればどこに対しても勝てると思っています。序盤ではなかなか噛み合っていなかった部分がうまくいくようになって今は勝つことができていると思います。

――それがサーブ&ブロックですね。うまくハマるようになってきたのは?

山内:サーブのターゲットを徹底して崩すことですね。相手のコンビを使わせない。ブロックも止めるところは止めてワンタッチを取るところは取る。

――サーブに対する意識が強くなっている?

山内:はい。コーチにも強く打つ、徹底的に狙えと言われ続けています。全員が意識してやっています。その成果でサーブの効果率もよくなってきていると思います。

――コーチは内田役子さんですね。具体的にはどんな指導を?

山内:基本的、全体的なことから個人の細部まで。チャンスボールは丁寧に処理するとか、反対に崩れた時には相手にチャンスボールを与えないように絶対にネットを越さないとか。試合ではポジションごとの動き、ブロックの飛び方とかレシーブとか。心強いです。

――北川選手に。今シーズンのチームと自己の評価を。

北川:キャッチは返っているんですけどスパイクの決定率が全体的に低いなと。自分はミドルだし決定率は意識しています。加えて打数も、です。絶対的なエースがいない分、ミドルの打数は大事になってきます。でも、シーズンの前半ではセッターもミドルに安心して上げれていなかった。レフトレフトになっていることが多かったです。

練習では相手ブロックが1枚になったときの決め方に取り組んでいます。単に打つだけじゃなくてコースを狙ったりとかプッシュしたりとか。全員が意識してやっているところですね。だからちょっとずつ決定率も上がってきて、そこが最近の勝利につながっていると思っています。
やっぱり勝った試合は自分の決定率が高くて打数も多い。残り試合はそこを意識してやりたいです。

――ホームゲームに向けてひとこと。

山内:今シーズンの集大成です。最終戦は優勝の決まっている群馬銀行さん。自分たちが今までやってきたバレーをしっかり出せるようにチーム一丸となって勝利で飾りたいと思います。

北川:ホームゲームで勝てていなくて。いつも沢山応援に来てくれているのに。全員で勝ちたい。みんなに勝っているところを見せたい。それだけです。

●鈴木輝監督

今日の試合は全員がボールを落とさないという気迫がありました。つなぎのバレーが今日の勝ちにつながったのかなと思います。

――高さ、スピード、パワー。大野石油のバレー特性はどこにありますか?

鈴木:あえていったらスピードですかね。

――チームは3連勝、その要因は?

鈴木:今シーズンはサーブとブロック、この2つですね。サーブでしっかり狙って相手を崩せています。そこから二段トスにさせてシャットブロックとかワンタッチブロックができていますね。

――それができるようになったきっかけみたいなものはありますか?

鈴木:負けが続いたことで選手たちが吹っ切れたところもあったと思います。勝ちたいならサーブ&ブロック。この徹底に選手たちも本当に気づいてくれたんだと思います。今までもいい試合はあるんですけど途中で集中力が切れてしまっていて。

――序盤に波に乗れなかったのは?

鈴木:迷いがあったと思います。サーブとブロックで本当に勝てるの?と。
監督としての初年度、自分にも迷いがあったと思います。それが選手に伝わってしまったのかもしれません。主力の選手が怪我をしてしまったというのもありますね。

――来シーズンに向けては?

鈴木:今のサーブ&ブロックは徹底してやります。そこからブロックでワンタッチを取ってコンビを使う。うちは身長が低いのに攻撃が単調になることもあるので、サーブ&ブロックからのコンビ、パターンをしっかり作っていきたいなと思います。

――コーチに内田役子さんがいます。コンビの部分では多くのヒントがあるのでは?

鈴木:内田さんが自分の経験を話してくれて、うちのセッターがいろいろチャレンジをし始めました。選手が入ってきやすい話し方や、細やかなケアをしてくれるのですごく助かっていますね。

――監督自身が目指されているバレーは?

鈴木:コンビで決め切るバレーです。相手が1枚だったら絶対に決め切れるコンビ。チャンスボールが来たら絶対に1点を取れるバレーをしたいと思っています。

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