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会見・コメント

2020-06-09 19:58 追加

山本湧(サントリー)「サンバーズでプレーした5年間は大きな財産です」

山本湧引退コメント

V1リーグ 男子

2019-20シーズンを区切りとして、サントリーサンバーズの山本湧選手が勇退した。山本湧選手はセッターで今季復帰した柳田将洋選手と同期でサンバーズに入団。運動神経の良さを生かしたアグレッシブなトス回しで、サントリーの司令塔をになった。オールスターではウルフドッグす名古屋の高松卓矢選手と息のあったコント(?)を繰り広げ、世界中にその場面が広まったことも。山本選手にそのバレー人生を振り返っていただいた。

――心に残る試合を3つあげてください。理由もお願いします。
・入団1年目のFC東京戦
なかなか出場機会が無かった頃、チームも入れ替え戦に行くかもしれないという場面でした。その時自分が途中で出場し逆転勝ちした試合は、自分の人生を大きく変えました。
・2016/17シーズン東レ戦
柳田選手が肉離れをし、鶴田選手がアタッカーとして試合をした時でサイドの選手が藤中選手・鶴田選手でリベロが酒井さんでした。とにかく守備に関してはサーブレシーブは全部返ってくるし自分の好きにやらせてもらって、自分の大好きな速い展開のバレーができ、楽しかったのを覚えています。
・2019/20シーズンファイナルステージジェイテクト戦
逆転された時の西田選手のサーブが、敵ながら驚きました。彼にはこれからも上を目指して頑張って欲しいです。期待しています!

――一番のライバルはだれでしたか?
大宅真樹選手(サンバーズ)
でも尊敬していました!!

――サンバーズで、試合以外で思い出に残っているエピソードがあれば、教えて下さい。
鶴田選手と日曜日の試合の後に、負けてしまった日には反省会勝った日には祝勝会などで毎週のように食事に行ったり、入社してからずっと仲良くしていただきました。

――引退後の状況、「いま」を教えていただけますでしょうか。
サントリーの営業部署に配属となり、京都市内のスーパーを担当し営業活動をしています。

――ファンの方へのメッセージをお願いします。
5年間という短い期間でしたが、たくさんのファンの方々に支えられて頑張って来れました。ありがとうございました。個人的には最後の方は出場機会が少なく、応援してくださったファンの方々には悲しい思いをさせてしまい申し訳ありません。サンバーズという恵まれた環境でバレーボールができたことは、自分の中で大きな財産となりました。今後は新天地で営業をすることになりました。営業マンとしては1からのスタートになりますが、サンバーズで培った経験を活かし会社に貢献できるよう精進して参ります。
これからもサンバーズに温かい応援をよろしくお願いします。

--入れ違いにサンバーズ復帰となった同期の柳田将洋選手より

柳田:もちろん唯一の同期入社ですから、僕にとって思い入れの多い人間ですし、現役をやめることを直接本人から聞かせてもらいました。バレーから離れるのは辛いでしょうけど、影でサンバーズを支えてくれると思っています。僕としてもいい結果を湧に知らせるようにしたい。日本に帰ってきてからはまだ会えてないですが、そこは縁を作って会えればいいなと思います。

●プロフィール
氏名 山本湧(やまもとゆう)
生年月日 1992年9月9日(27歳)
出身地 東京都東大和市
身長 180cm
体重 72kg
血液型 O型
所属 元サントリーサンバーズ
ポジション セッター
利き手 右利き

写真:火野千鶴

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