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会見・コメント

2021-01-03 18:59 追加

中大主将・土岐大陽「今年度最初で最後の公式戦、少しでも後輩に伝われば」都築仁「インカレは感染で出れなかったけど最後にこの試合があったのは運命だと感じた」天皇杯コメント

天皇杯・中大主将コメント

大学バレー 男子

バレーボール全日本選手権(天皇杯)1回戦中央大学対パナソニック戦(2020年12月11日)、中央大学主将・土岐大陽選手と都築仁選手の試合後コメント。試合はストレートでパナソニックが勝利。中央大学は全日本インカレの直前で新型コロナウイルス感染者が部内に複数出たことで出場を辞退し、この天皇杯の試合が2020年度最初で最後の試合となった。土岐主将は話しながら涙ぐんだ。

――今年度、コロナ禍のために公式戦がほとんどない状況で、最後にV.LEAGUE DIVISION1の強豪、パナソニックと対戦できたことについて。

土岐:コロナのせいで、1年間練習ができなかったり、できてもモチベーションが難しかったり、ずっと公式戦ができなくて、賭けてきた全日本インカレも、直前で出場できないことになってしまって、これが最後にいただけた公式戦の出場機会で、とてもありがたかった。
パナソニックさんはV1の強いチームですし、中大のOBもたくさんいらっしゃるので、今年最初で最後の試合の対戦相手としてはすごくふさわしかったと思います。

――インカレ出れなかったことをどう整理した?
土岐:4月の春リーグから開催できなかったり、インカレも本当に直前になって(新型コロナ感染者が部内で複数出たことで)出られないことになって、隔離部屋で隔離された。みんなとも会えずに結構しんどかった。でも4年生が最後に後輩たちに見せられる姿として、4年生は中央大学でこういうチームを作ってきたんだよという試合をやろうと、試合前にしっかり話し合いました。来年もどうなるかわかりませんし、今年もやれる試合を精一杯やろうというのを、背中だったり、プレーだったりでしっかり見せていこうという気持ちで入りました。

――パナソニックさんには先程言われたように中大のOBもたくさんいますし、世界的に著名なクビアク選手もいますが、リベロとしてそういう選手たちのスパイクやサーブをうけてみてどうでしたか?

土岐:本当は万全な状態でパナソニックさんと戦いたかったんですけど、1週間半しか練習期間がなくて、それはすごくしんどいというかやりきれない思いもあります。でも、全日本代表で戦われている方もたくさんいますし、世界で有名な選手もいますし、そういう方たちのサーブやスパイクを受けることができたのはとても嬉しかったです。

――(中央大学も)コロナ感染で大変だったと思いますが、一番苦労したのは。
土岐:(陽性が)出てしまった人と出てない人の部屋も違いますし、病院に入院した人とは会えない。
自分たちは全寮制なので、常に一緒に暮らしていた分、なかなか話せない、コミュニケーションを取れないのはすごく不安でした。陽性になった子達の状態が心配でした。

――陽性は?
土岐:半分以上出てしまいました。僕は陰性でした。

――コミュニケーションがなかなか取れなくなったなかでどうやって?
土岐:LINEやSNSを使って、体温検査は全員1日1回はして、なかなか顔はあわせられなかったですけど、電話をしたりしてできるだけのコミュニケーションを図りました。

――背番号1番をつけて、公式戦最初で最後の試合に出て、このあとバレーボールに区切りをつけると思いますが。
土岐:この先自分はバレーボールを続けないんです。
4月から結構自宅で自粛とかが続いて、自分自身のモチベーションが一番大変だったんですけど(ここで涙で声にならなくなる)、キャプテンである以上、このチームでやっていくぞというのを見せ続けないといけない。

今日の試合で区切りをつけて、それぞれの道に行きます。
中大はここ最近なかなか勝てないというのもあるし、挑戦者としてやろうと決めてキャプテンとしてここ1年やってきたので、それを(今日の試合で)少しでも感じてくれたら嬉しいです。

――いろんな球技が中止になってますが、高校生に。
土岐:高校生も自分たちと同じように練習ができない、試合ができない選手が多いと思います。そもそも夏でバレーをやめなきゃいけない子もたくさんいたと思います。試合を1回もできなかった選手もいますから、試合ができるのはあたり前のことじゃないことを感じながら、1戦1戦、まずは精一杯楽しんでやってもらいたい。

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