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ゲームレポート

2013-12-11 23:31 追加

皇后杯 PFUvs鹿屋体育大

PFUvs鹿屋体育大のPFU視点でのレポート

V・チャレンジリーグ 女子 / 大学バレー 女子

1-jen皇后杯を観戦してきました。PFUとジェン(ドリス・ジェニファー)の応援に行ったので、その視点からのレポートになります。

PFUは、14-25,23-25,25-23,25-22,12-15と、フルセットで敗れてしまいました。

結論から言うと、得点以上に完敗に近い試合だったと思います。 チャレンジの試合を観ていないので断言はできなかったのですが、PFUは攻撃力があるぶん守備はどうなのかな…という心配をしていました。今日の試合は、まさにその不安が的中したような試合でした。まずレセプションが酷すぎる…。2枚でレセプションをすることが多かったのですが、とにかくセッターにボールが返らない。

レセプションに加え、ディグもかなり悲惨でした。これは拾えるでしょう!というボールも弾くわ、処理のミスをするわ…目を覆いたくなったほどです。こうなると鹿屋体大は、持ち前のレシーブ力、粘り、繋ぎの良さが出ますね。PFUはレセプションが悪いからミドルは使えない、サイドに偏って拾われる…この悪循環でした。

そこから鹿屋体大の速い攻撃(トスが低くて窮屈そうに打つ攻撃が多かったように見えました)で、失点が続きます。鹿屋体大がしっかりと打ち切れていないボールでも、PFUは拾えないので失点してしまうという印象でした。

でも、レセプションがしっかり返れば抜群の攻撃力があるんじゃないか? と思いながら観戦していましたが、残念ながらセッターのトスが安定せず、きっちりセッターに返球できてもトスミス、コンビミスがとても多かったです。せっかくジェンの高さがあっても、トスが異常に低いんですね。苦し紛れに押し込んだボールは、ことごとく鹿屋体大のディフェンスに上げられます。セッターがPFUの二つ目のウィークポイントかなと思いました。

ジェンに関しては、ブロックで最後まで粘り強く追っていたと思います。ブロックポイントも出ていました。レセプションが返ってないことが多かったので、あまり打数が多くありませんでした。先ほども言ったように、トスが上がっても低い。観客席から見ていても明らかでした。スパイクに関しては、あのトスでもよく対応していたのではないかと思います。トスが大問題だと感じたので、ジェンを責めることはできません。

正直、今日の試合を観ていてすごく歯がゆかったです。「いくら鹿屋体大が強豪とはいえ、大学生相手にこんなみっともない試合をして何なんだ!」という気持ちにはなりました。でも試合後の出待ちで、坂下選手が「あー悔しいー!」と言っていたのを見て、まだこのチームはどんどん伸びる、と感じました。どうにか守備が安定してくれたら、もっとPFUの攻撃力を活かせると思いますし、プレミア昇格も夢ではないと思います。

少し前に「日本では移動攻撃のことをブロードって呼ぶんだけど、海外では何と言うの?」とジェンに聞いたら、「slide(スライド)って言うよ」と教えてくれました。”slide”は、「人に気付かれないように動く」というような意味があります。ジェンの”slide”は間違いなく大きな武器です。日立をプレミア昇格に導いた、こんなに素晴らしい助っ人がいるんだから、PFUにとって今季は大きな大きなチャンス。もうこんな試合はするなよ、と思いながら帰途につきました。

文責・撮影:Sho Takazumi

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