2014-08-10 19:03 追加
WL2014特集 データから探る「世界が今やっているバレーボール」
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今回の結果からみると勝利との関連性が(少しでも)ありそうなのは、スパイク決定率、サーブ、ブロック
一方関連性がなさそうなのがサーブレシーブ成功率、ディグ、セットとなりました。
直接得点につながる指標が、繋がらない指標に比べ勝利との関連性が高いことが改めて見えてきました。
データから「世界が今やっているバレーボール」を探ってみると、1で取り上げたサーブレシーブ率とアタック決定率との関係から「サーブで崩されることは前提でそれに対する対応を追及している」ということです。
日本でよく言われる「Aパスを入れて、セッター主導のコンビで相手のブロックを振って得点する」というコンセプトからはかけ離れている発想だと思います。
「サーブで崩された後にどのようにして得点につなげているか」ということを関係者がワールドリーグや世界選手権のトップチームのプレーを見て学ばないといつまでたってもトップチームの背中は見えてこないと思います。
相手や世界の情勢を研究しないままでいると、ますますガラパゴス化(日本国内では通用するが、世界に出た瞬間に通用しなくなる)が進んでしまいます。この稿により少しでも世界トップクラスのバレーボールの試合に興味を持ってもらえる関係者、ファンの方が増えることを祈って終わりたいと思います。
文責:黒羽白
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コメント
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山田太郎 [Website] 2012.04.20 13:00
視覚的な印象ですが、サーブレシーブ成功率とアタック決定率の関係は、U字型の関数に見えます。
A. サーブレシーブ成功率が低く、アタック決定率が高い
B. サーブレシーブ成功率が高く、アタック決定率も高い
というチームが両方存在していることを示すグラフだと思います。
個人的には、個別のチームのデータを見た場合に各チームの特徴はどうなるのだろう?という点が気になります。
例として挙げられているイランなどは、サーブレシーブ成功率が低くてもアタック決定率は高い試合も中にはあるのだと思いますが、サーブレシーブ成功率が高くならないことにはアタック決定率も高くならないようなチームもあるのでしょうか?