2021-10-30 23:57 追加
V2女子開幕。井上謙新監督率いるルートインがホームで勝利。JAぎふ、アランマーレ、群馬銀行が1勝目をあげる
V2女子の結果
V女子

2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)が10月30日に開幕。上田市自然運動公園総合体育館(長野県)、酒田市国体記念体育館(山形県)でそれぞれ2試合が開催された。
上田市自然運動公園総合体育館では第1試合、JAぎふがセットカウント3-1で浜松に勝利。
オポジットに起用された新鋭、梅田莉樹子の活躍も光り、コーチから昇格した鈴木智大監督による新体制のチームが幸先の良いスタートを切った。

第2試合は地元ファンの応援を背にホーム、ルートインが登場。GSS東京サンビームズにセットカウント3-0で勝利した。
ルートインはオリンピアンである井上謙監督が指揮を執っての初戦。昨シーズン途中で負傷離脱した主軸の高橋愛未も復帰し、これまでのアウトサイドヒッターからオポジットのポジションに活躍の場を移して攻守に躍動した。
試合後、井上監督は「ホームゲームという独特な緊張感のなかでスタートしたが、GSS東京さんのひたむきなプレーと対峙することで自分たちも少しずつ気持ちがほぐれ、2セット目、3セット目としっかり相手に向き合えるようになった」と対戦相手をリスペクトするコメントを残した。

今季より主将を務めるリベロの水谷真友は目標であるV1昇格への鍵を尋ねられると「隙のないプレー」をポイントに挙げた。
対するGSS東京サンビームズは主将でセッターの松浦未波がアクシデントで出場できず、加入したばかりの新人セッター菊地零が急遽スタメンでトスを上げた。
試合後、菊地は攻撃の核であるミドルブロッカー張心穆意への配球について「まだ合わせて2~3週間。練習から1本1本大切にしていかなければ」とこれからの課題をあげた。
酒田市国体記念体育館ではホームのアランマーレが千葉に、群馬銀行が仙台にそれぞれ3-0の勝利。昨シーズンの上位陣が堅調な仕上がりを見せた。
31日も同会場で試合が行われる。
10月30日終了時点での勝敗は下記の通り。
・アランマーレ(1試合1勝0敗、3ポイント)
・ルートイン(1試合1勝0敗、3ポイント)
・群馬銀行(1試合1勝0敗、3ポイント)
・JAぎふ(1試合1勝0敗、3ポイント)
・大野石油(0試合0勝0敗、0ポイント)
・熊本(0試合0勝0敗、0ポイント)
・浜松(1試合0勝1敗、0ポイント)
・仙台(1試合0勝1敗、0ポイント)
・GSS東京(1試合0勝1敗、0ポイント)
・千葉(1試合0勝1敗、0ポイント)
*大野石油と熊本は試合なし。


撮影 堀江丈
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