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インタビュー

2016-01-20 17:14 追加

阿部裕太・酒井大祐 同級生対談

SV男子

ワールドカップ記者会見

ワールドカップ記者会見

――5勝6敗という20年ぶりの好成績をあげて、やっていて手応えはどうでしたか?
阿部 まずブラジル出てきてない時点で…。勝率というよりは、僕は昔からテレビでみてる感じとしては、そこまで他のチームに脅威を前よりは感じなかった。

――チュニジアとかも前回、前々回の方が強かったですよね。
阿部 強かったですね。今回ワールドカップ始まる前までは、祐希とかまさが頑張ってとか、若い奴が頑張ってというのが結果としてあったからですけど、やる前に何個か勝てそうだなというのが数えられた。だけど以前は、「これ0勝だったらどうしよう」と思ってた事が結構あった。そう考えるとブラジル・ヨーロッパ・アジアでも本当にトップが出てきていない印象がある。世界の最強に入った時にどのくらいできるかなというのは思いますね。

――なかなか冷静ですね。勝つ事は大事だし、確かに勝たないより勝つ事が良い事なんだけど前に比べると相手が勝ちやすくなっていると感じます。
阿部 女子の大会に近いような…格下が確実にいるような、そういう試合が何試合かある。日本は強くなったのかなと考えたら、サーブとか良いしよくなってるけど、そこまで差が開くという事はちょっと違うのかなと。

酒井 もちろん良い試合してる事もあるけどね。

――いいところまでいったのに、取りきれなかった試合もありましたね。
酒井 そう、そう考えると7勝ぐらいまで行けたんじゃないかと思うし、あわよくば8勝もいけたかもしれない。…8勝は無理か?

阿部 8勝は無理かな。

酒井 フルセットだったイランとロシア。

――ロシアもムセルスキーをオポにして、あまり調子よくなかったですね。
阿部 ロシア…もう可能性がない状態でのロシアだったし、結局何年か前もワールドリーグでロシアと良い試合しても、結局負けるんですよ。強豪とやったら2点差で。そこがあと2点。あとワンチャンス取るために、どういう課題なんですかって聞かれてきたのと同じなんだなと。今回も結局ロシアと2点差3点差で負ける。フルセットまで行くけど惜しかったですねと。変わってないところは変わってない。結果的に。 でも良いバレーするようになったのも事実。

――4年前とかはロシアには手も足も出ない状態でしたね。
阿部 ミハイロフがオポしてるのが一番強い。ムセルスキーミドルで。

酒井 そこを固めきれなかったのが今回のロシアだった。

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