全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>インタビュー>阿部裕太・酒井大祐 同級生対談

インタビュー

2016-01-20 17:14 追加

阿部裕太・酒井大祐 同級生対談

V1リーグ 男子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA――時間軸が戻りますが、サントリーに移籍してこようと思ったのは阿部さんもいたからというのはあります?
酒井 それもありますし、JTを辞める時点で去年優勝したわけですけど、一番に自分が来て勝ちたいとか間違いなくあるじゃないですか。その次に阿部がいるとかはもちろんありますけど。

――阿部さんは相談を受けたりしましたか?
阿部 相談というか今年とかに限らず将来的に、漠然とまた1回くらい同じチームでできたらなという話をしていたし、僕も社員なわけじゃないからJTとか他のところへ行く可能性はゼロじゃないから、そういう時に僕からも話をしたし。それはお互いしていた中でタイミングが今年だった。酒井も去年Vリーグ優勝して、いいタイミングで元のチームからうちに来れたと思います。

――久しぶりに同じチームになってどうですか?
阿部 二人ともやっぱだいぶおっさんになってるから(笑)。だいぶ役割は変わって来てるし、コートの中に入ってやるだけではなくて、やっぱり役割が変わってきますよね。でもコートの中へ入ったら仕事しなくてはならないし、両方求められると思うので、そういう意味ではベテランが多いというのは良いと思う。その代わり柳田とか若い奴がどんどん出てきて、融合が必要だと思うので、サントリーは欲を言えば若い奴らがもっとガンガン来るといいですね。

――ブログなどにも書かれていましたがもう溶け込みました?
酒井 1日の流れだったりとかは慣れたし、移籍してきているので人に対しては気を使う事はあるんですけど、チームメイトは逆に気を使ってくれるし、東海大学なので後輩たちもいっぱいいるし、昔から知ってる選手もいっぱいいるし、気を使わずやらせてもらっています。

――来て最初はどういうチームだと思いましたか?
酒井 いいチームだなと思いました。最初大分合宿に行ったんですけど、バレーボールは「仕事」ですけど、一番大切なのは社員もプロも関係なく一生懸命やる、その一生懸命の度合いって人が評価するものですよね。その中で評価されながらでも楽しむという事ができている、それが第一印象です。サントリーというチームはそういうチームだと感じました。

――大分合宿は見学者が盛況だったようですが、二人とも男子バレーが人気が高かった時代もご存知かと思いますが、そのあと人気が低迷をしたときも知っていて今回またブレイクした。どう感じましたか?
阿部 いやすごいなと思いますね〜。

酒井 そういうでかい大会は、若い子が出てこないとダメなんだよ(笑)。若くてカッコよくてっていう(笑)

阿部 今の世の中に合っている感じの子じゃないですかマサ(柳田将洋)とか石川(祐希)とか。

酒井 少女漫画に出てくるよいなキラキラした感じの。

阿部 そうそう。

酒井 でもそれはサッカーでも野球でもイケメンで、例えばプロ野球ならトリプル3とか顔も綺麗な顔してるし、そういう人たちがヒーローになっていかないと。こんな田舎もんいくら頑張っても火はつかないです(笑)

阿部 そうそう。無理だな。

酒井 ボヤぐらい。

阿部 ボヤも起きた瞬間消されて(笑)

酒井 だからあの二人が出てきて、山内(晶大)とか(高橋)健太郎とかもいるし、将来的に次の東京までは人気は間違いなく行くんじゃないかな。

――サントリーの練習見学もすごいんじゃないですか?
酒井 すごいですよね。

――すこしは俺の方も見ろよとかは?
阿部 ないですね。

――ないんですか? 本当?
阿部 まったくないですね。

酒井 昨日も言ったけど、イベントトーク(取材日は梅田のトークショーイベントの翌日だった)で「おっさんもいるのですが、おっさんの事もちょっと見に来てください」って。NEXT4ばっかりじゃないですよと。でもファンでひとりね、俺ら二人の方が石川・柳田より良いって言ってくれた。

阿部 ひとりいたらね十分だね。

酒井 1000人いたら1人はいるね。

阿部 そうそう、そうだな。

酒井 100人じゃいないかもしれない(笑)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

――そういう人たちにも対応をしっかりして、プレイもしっかりして。

酒井 そうですね。

>> インタビューのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック