2026-06-23 13:44 追加
【独占取材】イタリア代表監督、巨匠フリオ・ベラスコが語る「金メダルの真実」と、日本男子バレーへ贈る“最高の一手”
ベラスコインタビュー
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2024年のパリ五輪で、歴史的な完勝劇(失セットわずか1)を演じて女子イタリア代表を初の金メダルへと導いたフリオ・ベラスコ。世界選手権を何度も制した「名将」が、唯一届かなかったオリンピックの頂点に立った。あれから2年近くが経った2026年3月、私はイタリアの地で彼に単独インタビューを行う機会を得た。
現在もなお多忙を極める巨匠は、トレードマークの柔和な笑みを浮かべながら、パリでの熱狂、そしてかつて自身が監督就任を熱望した国・日本への、驚くほど具体的で愛に満ちた「提言」を語ってくれた。
「リベンジ」ではない金メダル、そしてイタリア男子への眼差し
世間は、この金メダルを「1996年アトランタ五輪で、伝説の男子イタリア代表を率いながらわずか2点差で銀メダルに終わったベラスコのリベンジ」と書き立てた。しかし、本人の自己認識はまったく異なる。
「金メダルを獲得したことはもちろん嬉しいさ。だけど前も言った通り、それはアトランタのリベンジなんかじゃないんだ。私は過去の呪縛に囚われてなどいない」
ベラスコは常々、「過去のミスを引きずらず、一球ごとに集中すること(partita per partita, palla per palla)」をチームに叩き込んできた。その哲学は彼自身のものでもある。さらに彼は、パリ五輪でメダルを逃し、批判に晒された男子イタリア代表(デジョルジ監督)をこう擁護した。
「イタリア男子チームについては、もっとみんな寛容になるべきだよ」
あの大会、男子イタリア代表は準々決勝で日本代表と歴史的な大熱戦(大逆転劇)を演じた。ベラスコはその試合から「大いなるパワーを貰った」と振り返る。そしてその視線は、敗れはしたものの世界を震撼させた日本男子代表へと移っていく。
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