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インタビュー

2012-05-01 22:57 追加

支える人々~つくばユナイテッドサンガイア応援団

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○シンセの応援ではなく声での応援がしたいとのことですが

幸治:我々は個人で私設応援団としてやっているんで限界があるんですが、我々だからできる応援もあるだろうと思っています。

央子:プレミアの大企業チームのように、メガホンはいどうぞ、チアガールさんはどうぞ、とかそういうことはできない。お金にも限界があるし。じゃあどうしたらいいか。原始的なんですけど、太鼓と声で全面的に選手たちを応援すればするほど、ファンの人たちも、ついてきてくれるんじゃないかなと。それが今のところの答えです。

サンガイアは、会社がついてない。あそこに来てくれている人たちは損得全く関係なしに、サンガイアを応援したいと思って来ている人たち。好きという一心で来るから、年齢幅もあるし、地方もいろんな所から来てくれる。

 

○応援席に座ってほしいから自腹でTシャツを作るとか

幸治:全部で80枚ですか。富士通戦から、チャレンジマッチに向けて作ったんです。

央子:Tシャツだけじゃなくて、パネルとかかかげものとか旗にしろ、全部自分たちが考えて、自分たちで作っています。それはサンガイアを少しでも知ってほしいから。

手作りなんで出来が悪いかも知れないけど、工夫次第でいろんなものができるんだよっていうところを見てほしいですね。

幸治:そういう応援グッズを作っていて二人で夜なべしたり、当日間に合いましたとかもあります。

央子:優勝の時の旗も、手書きで、何日もかけて二人でペンキを塗ったりしました。さっきも言ったように、お金が無くてもこれだけできるんだよ、というのを自分たちは示したいかな。その流れでTシャツも出てきたんです。

幸治:本当はTシャツも買ってもらって応援してほしいんですけど、このご時世「買う」っていうことはしないじゃないですか。だから自腹です。(サンガイアカラーの)緑の集団を作ろうということでTシャツを作って、クラブにも許可を得たり。

どういうふうにしたら、応援団席に座ってもらえるか、選手に伝わるか。それを考えてやりました。

央子:たとえばプレミアの企業チームは、ビブスなんかを貸し出すけど、貸して洗ったり、しまったりすることは私たちにはできない。それにプレゼントした方がファンは喜ぶんじゃないかなと。そうやって一人でも緑に染めてもらおうかなと。

幸治:そのとき選手が、緑に染まっていてすごかったと言ってくれて。今までは応援団の方を向いて手を振らなかったんですよ。スカした感じでね(苦笑)。

でも今シーズンは出耒田も柴田も応援席に向かって手を振ってくれるようになりました。

加藤さんなんかは元からいろいろやってくれる。あれが俺らのバロメーターだなと思います。選手と会話しながらやっていきたいです。

央子:和井田選手も、これまでバレーをやってきて、応援で感動したことはなかった。だけどチャレンジマッチの応援には感動して胸が熱くなった、と言ってくれました。

自分たちは選手の力になりたいというのがあるので、選手がそう思ってくれたのが、凄く嬉しかったです。ただ、勝てなかったのがね。

幸治:(力は持ってる)あと、気持ちだけだお前ら、と。

央子:チャレンジリーグ、富士通に勝ったのに最後ジェイテクトに負ける。大分三好に1日目は勝ったのに、次の日にストレートでやられる。悔しかった。頭まっしろでした。

幸治:動けなかったですね。

 

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