2016-10-22 09:00 追加
「ヴォレアス北海道」始動 北海道から「かっこいいバレーボール」を発信したい
北海道から男子新チーム始動
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10月21日、北海道旭川市内のホテルにて、この日設立された一般社団法人北海道バレーボールクラブおよび男子バレーボールチーム「ヴォレアス北海道」発足記者会見がおこなわれた。会見では法人およびチーム設立の経緯、これからのスケジュール、今後に向けての意気込みなどが語られた。
ヴォレアス北海道は本年Vリーグ準加盟登録申請を予定しており、申請後準加盟が認められれば、2017/18シーズンからV・チャレンジリーグ2に参戦する。2011年に発足し、クラブカップ全国大会に2回出場経験があるクラブチーム「アイ・ディー・エフ」を母体とする。
なお、2016/17シーズンについては「アイ・ディー・エフ」として全国6人制バレーボールリーグ総合優勝大会(2月東部リーグ、上位進出の場合3月グランドチャンピオンマッチ)に出場する傍ら、Vリーグ参戦に向けてチームの基盤を築いていく。
全国6人制バレーボールリーグに出場する「アイ・ディー・エフ」チームについては、現クラブ所属選手を中心に、登録締め切りまでにトライアウトをおこない、メンバーを補充して臨み、次シーズンから活動開始するヴォレアス北海道につなげていく予定としている。春間好実監督(北海道バレーボール協会強化委員長、東海大学札幌校舎監督)は、「将来のヴォレアスの核となるメンバーにしていく。来年のためにチームを作っていきたい」と語る。ちょうどリーグ期間には大学がオフシーズンとなるので、春間監督が監督を務める東海大学札幌校舎などの大学生が参戦する可能性もある。
北海道ではこれまで、小・中・高校までは全国レベルのチームがあるものの、社会人ではクラブチーム以外にトップレベルを目指すチームが存在していなかった。ヴォレアス北海道は、高校や大学を卒業した後地元に残ってトップレベルのプレーを続けていける「受け皿」としての役割も担っていくこととなる。
◇チーム名「ヴォレアス(VOREAS)」およびシンボルイメージの由来
ギリシア神話の北風の神「ボレアス(BOREAS)」を源とし、頭文字のBをバレーボールのVと置き換えている。
シンボルイメージは「狼」とする。群れをなして(チームとして)行動する習性がバレーボールのチームプレイを想起し、アイヌ文化の中でも「大きい神」と位置づけられていることに由来する。なお、「ボレアス」には羽が生えていることから、このイメージの「狼」にも羽が生えている。
北海道バレーボールクラブ、池田和広理事長は「ユニフォームはこれからつくっていくが、ビーチバレーとコラボレーションを図り、ストリート系でかっこいいものにしていきたいと考えている」と語っている。
※ヴォレアス北海道のチーム公式サイトは現在準備中である。チーム情報については、現在Facebookページで配信している(https://www.facebook.com/voreas.hokkaido/)
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