2017-05-23 12:00 追加
浅野の復活を見届けて引退を決断 大躍進の功労者、ジェイテクト・高橋和人
SV男子
——最後負けてしまいましたが、試合終盤でいきなり出てレシーブなど大活躍でしたね。
高橋和:たまたまです(笑)。持ち味として持っているのが、サーブとディグなんで、それを本当に一生懸命やりました。もうワンプレー、ツープレーあったら、流れが変わったかもしれなかったんですけど、パナソニックさんは力があって、終わりましたね。
——ジェイテクトで思い出に残る試合は?
高橋和:去年(2016年)の黒鷲旗です。正直、去年の浅野が怪我する前に引退しますと伝えていて、わかったということでチームの了承を得て、黒鷲後に引退を発表する予定でした。浅野が大怪我した(黒鷲旗前の全日本合宿で膝十字靭帯を負傷)ので、リスクをとってまで僕を獲得してくれたということもあり、恩返ししようと思い、続けました。家族には「もう1年続けさせてくれ」と伝えた。浅野が戻るまではちゃんとやろうと。それから浅野はちゃんと戻ってきてくれたというのは、嬉しかったです。それと、本当は、最初はそこ(去年の黒鷲旗)で終わっていた。そこで終わる気持ちで決勝までいって、これまでに無いような、本当11年(Vリーグで)やってきたなかで一番体もすごかった。プレーとか、気持ちも入って、そういう思いというのは、去年はすごく感じれて。今年は感じてないというわけではないですけど(笑)絶対勝ってやるという思いが、僕個人だからというわけではないと思いますけど、本当にベストで、悔しかったというのもあった。それもあったのと、浅野が怪我したのもあって、もう一回てっぺん狙おうと。今シーズンもう1年やった。
(※編集注:2016年の黒鷲旗でジェイテクトは準優勝。大活躍した高橋和人選手は、敢闘賞とベスト6を得た)
——結果的に今シーズンも続けてファイナル3まで進めて良かったのでは?
高橋和:若手があそこまで成長したというのもあります。また、今シーズン最初に出ていたメンバーが、(シーズン終盤には)半分くらい入れ替わっていて、増成監督が出てなかったメンバーに気を使ってくれるというか、「そこまで繋いでくれたお前らがいるから、ファイナル3の舞台があった」と言ってくれた。その一言で、良かったなと思いました。廣瀬(優希)とかも最初は出てましたけど、最初に(レギュラーに)入っていたメンバーがいなかったら、この舞台にいけなかった。それを口に出してくれた。今年に関しては本当にチームでそこまで上げれたのかなと思いました。
——今後は社業に専念ですか?
高橋和:その予定ですが、正直まだわかんないです。まだ決めきれてはないですが。
——ありがとうございました。現役生活、お疲れ様でした。
高橋和人(たかはし・かずと)
1984年6月12日、山形県山形市出身。ポジションはウィングスパイカー。山形中央高校、東海大学と進んだのち、2006年、豊田合成トレフェルサに入団。2010年に大分三好に移籍。2013年からジェイテクト。183センチ。最高到達点310センチ。
文・写真:大塚淳史
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