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会見・コメント

2017-05-24 19:30 追加

中垣内祐一監督おわび会見「被害者様とご家族様に『監督として頑張って欲しい』という言葉を頂戴した。誠意を持って全日本監督の任を全うしたい」

中垣内監督お詫び会見

全日本代表 男子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA日本バレーボール協会は24日、昨年人身事故を起こし対外的な活動を控えている男子日本代表の中垣内祐一監督が6月8日から代表チームに合流すると発表した。監督代行を務めてきたフィリップ・ブラン氏はコーチとなる。

 

都内で行われた記者会見で、中垣内監督は「誠意を持って全日本監督の任を全うする」と述べた。

 

林孝彦JVA事務局長

昨年11月に中垣内監督が起こした交通事故によって、被害を受けた被害者様、ご家族様、関係者の皆さま、応援してくださる皆さまに、ご迷惑、ご心痛をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。

今回の捜査の過程におきまして、バレーボール協会が把握しておりましたものから、新たな事実は判明されませんでした。よって今後、被害者様、ご家族の皆さまの心情に配慮しつつ、監督として活動を開始させていただくことをご報告させていただきます。

なお、中垣内監督は、来月06/08よりチームに合流し、6月9日のワールドリーグ高崎大会から指揮を執ります。フィリップブラン監督代行はコーチとなります。

今後はコーチングスタッフはもとより、事務職員も、綱紀粛正に努めて参ります。

 

中垣内監督

私が11月9日に起こしました交通事故によって、被害者様、被害者のご家族様に、きわめて大きなご迷惑・ご心痛をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。加えて本件を担当していただきました関連当局の皆さま、バレーボール応援してくださる方に、深くお詫び申し上げます。

事故を起こしたことは大変深く受け止めております。その上で、全日本監督という任について、被害者の方やご家族の方に誠意ある対応を引き続きとり、その任を全うして参りたいと思います。

 

 

――ここまでの間事故から半年あまり、こういう状態になって、監督としての業務遂行ができなかった。本来なら現場を見なければならない状態にあったはず。それが自粛という状態でできない中で、自分自身が監督を辞退すべきだと思ったことは、あったのかなかったのか。

 

中垣内監督

率直に申しまして、事故を起こした直後は、そういったことも考えました。しかしながら、監督を選考するに当たって、日本バレー協会では、理事会始め強化委員会など多くの場所で、多々議論されて私が選任された。その責任があったからこそ、自分の口では辞退を口にしなかった。加えて被害者の方、ご家族の皆様から、「こういうことがあったけれども、なんとか日本のバレーを立て直してください」と、「監督で頑張ってください」という言葉を頂戴したからというのもございます。

 

――被害者の方とは、今回の件に関しては、今後民事で訴えられることはないと判断していいのですか。病状などは。

 

林事務局長

JVAとしても、ご家族の方にお見舞いにうかがいました。先ほど中垣内が申しましたように、「監督を是非やってほしい」というお言葉を頂戴しました。本当に頭が下がる思いでした。被害者様は現在リハビリ中であります。示談はまだ成立しておりませんが、今後も、中垣内本人が示談に関しては誠心誠意対応していく。ご家族へのサポートも、わたしどもを含めて、新日鐵住金さんも含めて、サポートをしていくつもりです。

誠心誠意、本人が対応することに尽きるのかなと思っています。正式にはリハビリ中ですので、示談には至っておりません。

 

中垣内監督

まだ被害者様はよくなられている途中ということで、最終的な示談には至っておりません。今のところ誠意ある対応をとっておりますので、何とか示談に向かっていって欲しいと考えております。完全復帰に向けてサポートしていきたい。

 

――ブランさんが監督代行で始動されて、今度復帰するまでに1ヶ月くらいあるが、そこに突然中垣内さんが復帰したら戸惑いがあるのではないか。

中垣内監督

そもそも今の状況に至るまでに、ブラン監督代行や矢島強化委員長などとは会話を重ねているので、大きい影響はないと思っています。合流遅れを一日も早く取り戻せるように、誠心誠意、頑張って参りたいと思います。

 

――選手からの求心力は得られると思いますか。

中垣内監督

選手にはありのままを説明し、お詫びしようと思います。求心力は得られないのかもしれませんが、それは今後の試合、指導によって取り返していけるものと考えております。

 

――自粛期間中、集合してから、選手との面談を行ったりしたのか。

中垣内監督

代表チームが始動してからは、選手への指導は一切行ってきておりません。その他、スケジューリングですとかについて、選手の状態把握とか、に関しては、練習計画もそうですけど、それに関しては会話をしながら行っておりました。

 

集合したときにはお詫びをした。そのあとについては、フィリップブラン監督代行が中心となって活動をしている

中垣内が接触しているのは、強化方針の策定、スタッフの会議、選手の状況把握、

フィリップブラン監督代行とは話をしている。対外的な活動は自粛しておりました。集合して挨拶した後は接触はない。選手との直接的な指導は行っていない。

 

今回の事故を起こしたことで、東京五輪の結果を見るメガより厳しくなると思うが。

 

冒頭にも申しましたが、この事故を起こしたことへの責任を非常に関しておりますし、きわめて重く受け止めている状況であります。大変多くの方々に、ご迷惑をおかけしてきた。改めて強く思います。仰られたとおりです。少しでも、そういった方の恩義に報いるためには、結果で出していくしかないのではないかなと思っております。

 

――選手選考に当たって、どういったバレーをイメージして選手を選んだのか。この10日間ブラン代行とどういったミーティングをしているのか

中垣内監督

「試合を見ずに選手を選べるか」という意見もちょうだいいたしましたが、多くの選手は見知った選手だったことと、インターネット中継で選手の把握に努めました。選手選考は監督だけの仕事ではありませんので、アナリストから詳細なデータを入手したり、強化委員長と相談して、強化委員の多くの意見を参考にして決めたものであります。現在は、フィリップブランコーチは、国際的にも非常に大きなキャリアを持っている。特にディフェンス面で定評のある監督。彼からブロックとレシーブのシステムだった練習を中心に現在は行われていると聞いています。私が当初目指したのは、サーブレシーブを返して、しっかりサイドアウトをとるバレー。それに加えてサーブを強化する。それに沿ったメンバーを選考していったつもりです。

 

――どんなチームを作っていきたいか。

中垣内監督

まずは、しっかりとスタッフ、選手それぞれが、やり甲斐を持てるようなチームでありたいと思っております。このチームで学べば、何かを身につけられる、自分をステップアップさせられるような練習を日々していきたい。その上で、少しでも関係者のみなさん、多くのファンの皆さんに、バレーボール一生懸命やっているね、ここがよくなったね、と言われるようなチームにしたい。そうすることで、今回私が受けた恩を少しでもお返しできるのかなと思います。

 

――ワールドリーグの海外の試合には帯同しないとのことだが、1日でも早く、ヨーロッパ現地で合流させなかったのは。

林事務局長

まずは中垣内がしなければいけないことは、被害者の方、ご家族の方、バレーボール関係者へのご挨拶。今回の遠征途中での合流はしないという結論に至りました。

 

――JOCからは何かは言ってこられていないのか。

林事務局長

これまでの報告については、基本的には中垣内君の場合は、JOCの専任コーチに関するケースですので、その規定に沿ってご判断いただく。

 

以前にこの件につきまして、譴責処分をさせていただきました。そのとき、今後新たな事実が判明したときには、その時点で検討することにしていた。今回新たな事実が判明しなかったので、基本的には中垣内監督就任の路線は変わっておりません。

 

中垣内監督が指揮を執るのは、6月9日群馬県高崎市で行われるワールドリーグからとなる。

 

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