2017-06-30 08:30 追加
中田久美全日本でどう頑張りたいか 宮下遥 奥村麻衣 井上琴絵 堀川真理 小幡真子
全日本女子コメント集
全日本代表 女子
中田久美監督率いる女子バレー日本代表の合宿がスタート。宮下遥(セッター)、井上琴絵、小幡真子(ともにリベロ)、堀川真理(オポジット)、奥村麻依(ミドルブロッカー)、それぞれにリーグで成長できた部分や日本代表としての意気込みを語っていただいた。
「チーム力が大事なんだよということが伝わる姿勢で」
■宮下遥(セッター)
――中田久美さんの感じ方は今までと変わりましたか?
感じ方は今までと変わらないです。誰もが当たり前にそう感じると思うのですけど、曲がったことが嫌いな方です。
自分の中で、久美さんが、私は東京オリンピックに全てを賭けると仰っていたので、その言葉を聞いて、私自身もそういう覚悟を持って、今からいなきゃいけないなと思いました。
――東京オリンピックについて
東京オリンピックでバレーボールをやめようなんては、全く考えてない。そこで私自身の最高が出せないと、今まで十何年かバレーをやってきましたけど、後悔しそう。人生が関わってくるような、今までとは違う感じです。
――リオ五輪を振り返って。
もう覚えてないですね。リオのことを覚えてないというよりは、世界最終予選の方が、大きな経験としてある。オリンピックを経験できてよかったというよりは、あの世界最終予選を経験できてよかったと思う。
――最終予選を経験して、それを踏まえて考えていることは。
最終予選とかオリンピックのことが踏まえられているのかは分かりませんが、去年経験させてもらって、本当にチーム力が、技術やメンタルが強いと言うことよりも一番ということを実感した。それを、言葉でチーム力が大事なんだよ、と言っても伝わらない。チーム力がなければ世界で勝てないんだよ、ということが伝わる姿勢でいたい。そういうチームにしたい。
――チーム力が大事だと感じたきっかけは?
ワールドカップの時に、代表に対しての気持ちが今までとは違ってきた。
――チーム力をこれから上げていくためにどういうことをやるつもりでしょうか。
ただの仲良しこよしのようなコミュニケーションではなくて、「私はこう思っている」ということが言える関係を作ることが最低限必要だと思います。
もちろん要求されたことに関しては応えることが選手の役目ですし、呼ばれたからには、中田バレー、この全日本のスタイルで極めていくことをしなければならない。当たり前のことですけど。できるできないはもちろん出てきますが、言われたことは、しっかり自分の中で整理して詰めていくつもりです。
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