2017-08-14 08:00 追加
アジア男子選手権優勝インタビュー 中垣内祐一監督、深津英臣主将
中垣内祐一監督、深津英臣主将インタビュー
全日本代表 男子
■中垣内祐一監督
どんなトーナメントであれ、優勝できたことは素直に喜ばしいと思います。イランなどはシニアチームを派遣していなかったようですから、この勝利をどのように評価するかは難しいところもある。
課題と収穫は、これまでと一緒。サイドアウトをきっちり取る。あとはサーブ。できたときもあるが、そうでもないときもあった。それを常にやれるようにするのが大きな目標。
グラチャンに向けての達成度? どうですかね。現時点で考えると……。大きな課題はオポジット。このポジションについては大きな進歩が必要。
あと残り一ヶ月でどういう練習をするかというのはともかく、特にオポジットの強化が必要。
グラチャンは強いチームばかりですからね。5月から強化してきたことがどれくらいできるか、本当の本当の評価が出るでしょう。Aクラスのチームばかりなので、やれるのは楽しみにしています。
■深津英臣主将
本当に苦しく長い大会でした。
ーーキャプテンとして、この大会で得られた収穫と課題を教えて下さい。
予選で韓国で負けましたが、今回優勝できたのは、あのとき韓国に負けたからだと個人的には思っています。韓国戦負けたあと、選手だけで話し合いました。数字も突き詰めましたし、自分たちを見直すきっかけになったと思います。そこからチームも上がっていきました。
まだまだ僕ら力が強くないので、しっかりモチベーションを保っていかないといけない。
ーー具体的にはどんなミーティングを?
アジア選手権が始まるまで、すごくいい結果を残して今大会に入ったわけですけど、今大会にかける思いがあまり感じられなかった。そういう面がプレーでも出てしまっていました。だから、勝ちたいという気持ちを全面に出してやらなきゃだめだと話しました。他の選手もしっかりとそれを理解してくれたと思います。
ーーこの選手みるみる変わったなという選手は。
石川、柳田、ふたりに頑張れと。他の選手ももちろん頑張りましたけど、石川も最後にはすごくやってくれた。
ーーグラチャンへの意気込み
今の日本の力だと、いい結果も期待できる。これからやるのはサーブ、サーブレシーブ、ファーストタッチからの攻撃、ラリー中の攻撃。挙げていくと全部になってしまうのですが、それをやっていかないと、グラチャンは勝てる相手がいない。
聞き手、写真:中西美雁
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