2021-11-03 14:00 追加
ルートイン・井上謙監督「練習では大騒ぎ。うるさいおじさんになっています」JAぎふ・浜松・GSS東京 V2女子会見
10月30日 V2上田大会 会見コメント
V女子
10月30日に上田市自然運動公園総合体育館(長野県)で行われたバレーボールV2女子の試合後会見コメントをお届けする。
第1試合 浜松 1(19-25、25-20、20-25、19-25)3 JAぎふ
■JAぎふリオレーナ
●岩永明奈主将(セッター)
昨シーズンはコロナ禍でチームが途中で出場辞退してしまいました。感謝の気持ちを持って全員で一球一球頑張ろうという気持ちです。その中で、今年テーマとしていた攻撃的なバレーというのが展開できたのかなっていうのはあります。まだまだ修正するところもありますが、サーブで攻めてしっかり4枚攻撃するという形が取れたので良かったかなと思います。
ーー昨シーズンとのプレースタイルの違いについて。
岩永:今年は単発的な攻撃じゃなくて全員で同じタイミングで入る4枚攻撃というのをメインに練習してきました。練習ではバックアタックの強化に重点を置いてやってきましたので、試合の中でバックアタックが決まることでスムーズに展開もできてよかったと思います。
ーー課題が見えたところはありますか?
岩永:連続得点を取った後の連続失点というのが結構ありました。サイドアウトを1回で切れるような自分たちの絶対的な攻撃がまだ確立されていないので、そこができたらと思います 。
●梅田莉樹子選手(オポジット)
開幕戦ということもあってチームとしてすごく気合が入っていました。自分たちを流れに乗せる上で大きい勝利だったと思います。個人として期待されている部分は高いところからのスパイク、攻めるサーブでした。緊張もしていましたが、思い切ったプレーができたかなと思います。課題が見つかった試合でもあったので、リーグが進んでいく中で改善していければと思います。
ーースタメンに抜擢されたことについて。
梅田:オポジットは点数を取らなければならないポジション。程よいプレッシャーを感じながらも、自分の仕事を全うすることが大事です。昨シーズンなかなか試合に出る機会がありませんでした。スタートから入って緊張とか不安な部分もあったのですが、チームの支えもありますし、一人の選手としてしっかり活躍したいなと思っています。
ーー浜松の速いバレーへの対応は?
梅田:ブロックとレシーブの関係性にこだわって練習してきましたが、やはりトスが速いので試合ではブロックが1枚になることが多かったです。ブロック1枚の中でもしっかり自分の高さを出して完成を早くする、レシーブがしやすいような状況を作ることを心がけました。状況が良ければ止める、ワンタッチをとってそこからチャンスで攻撃する。そのことを練習のうちから意識して取り組みました。
●鈴木智大監督
コロナ禍で十分な準備ができたとは言えませんでしたが、まずは勝ててほっとしています。技術的な面でまだまだやらなければいけないことができてない部分も多いです。新チーム始動時に掲げたコンセプトをしっかり達成して勝てるように修正していきたいと思います 。
ーーコンセプトとは?
鈴木:昨年まではハイセット中心のバレーがだったので、まずはしっかりパスを。AパスにこだわらずにBパスでいいのでパスをまとめること。そこからAパス同様の攻撃ができるようにという練習をしてきました。
ーーオポジットに梅田莉樹子選手を起用しています。エースとして長く山本裕香選手が務めてきたポジションですが。
鈴木:梅田は能力も高いですし、点が取れる人間なのでオポジットに置いています。ここ数年は山本に頼りきりでした。チームが変わるためには山本にばかり頼っていてはいけないということを山本自身にも他のメンバーにも話をしています。
ーー梅田選手は基本サーブレシーブからも外す形ですね。
鈴木:攻撃力中心でいきたいと考えていますので、サーブレシーブができることより点数が取れる選手として梅田をオポジットにしました。リベロの目加田 (莉央)とアウトサイドの柳沼(優花)には負担がかかるかもしれませんが、サーブレシーブは基本この二人でやっています。守備とどちらを優先するかといった時には攻撃です。
ーーリベロにはもう一人高橋侑里選手を起用しています。
鈴木:昨年はスタートからも入っているアタッカーでした。今シーズンリベロにした理由は、高橋がアタッカーとして悪いわけではなく、彼女のディグがすごく良いので、そこを活かしたいと思いリベロに起用しています。
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