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2017-08-28 21:15 追加

全日本ユース男子 韓国にストレートで勝利し、銅メダルを獲得(ゲームレポート)

世界ユース男子選手権大会(U-19)の結果

全日本代表 男子 / 大学バレー 男子 / 高校バレー 男子

 全日本ユース男子チームが出場した第15回世界ユース男子選手権大会(U-19)は、27日、バーレーンのリファーで3位決定戦の試合が行われ、日本は韓国と対戦。3-0(25-22、25-22、25-18)のストレートで勝利し、10大会ぶりの銅メダルを獲得した。

 この試合のスターティングメンバーは、佐伯聖海、宮浦健人、樫村大仁、佐藤駿一郎、中村駿介、大塚達宣、市川健太。

 第1セット序盤、日本は宮浦、佐伯、大塚のスパイクで得点するが、韓国も、KimSunho(#11)、ImDonghyeok(#1)、LimSungjin(#12)のスパイク、ブロックで得点を重ね、5-8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本は樫村のブロック、佐伯、大塚のスパイクで奮闘したが、韓国のIm(#1)、Lim(#12)の攻撃で得点を奪われ、16-19と追う展開のまま終盤へ。ここから日本は本大会を象徴する粘り強さを発揮する。まずは、宮浦のライト攻撃でリズムをつけると、佐伯のレフト攻撃、ブロックで連続得点を奪い、21-21の同点に。その勢いのまま宮浦のサービスエース、佐藤のBクイックとブロックでポイントを奪い、逆転。25-22で第1セットを先取した。

 第2セット、日本は韓国のIm(#1)、Kim(#11)のスパイクや、ミスで失点を重ね、1-7と相手にリードを許した。1回目のテクニカルタイムアウトは5-8と韓国のリードで迎えたが、佐伯のレフト攻撃をきっかけに、リベロの市川が好ディグを連発し、ボールを落とさずに繋いだ。それが相手のミスを誘発し、大塚、樫村、宮浦が得点に繋げ、8-8の同点とした。その後、連続得点を3度奪い、逆転。要所で相手のエースに決められるも、佐伯がレフトからスパイクを決めて、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトに。終盤、韓国に3度連続得点を許し、23-21と追い上げられるが、宮浦がスパイクを2本決めて、25-22で逃げ切った。

 第3セット、日本は宮浦、佐伯、大塚のスパイク、韓国はHamHyeongjin(#10)のクイック、Kim(#11)、Im(#1)のサイド攻撃などで得点し、8-7と互角の展開に。ChoiIkje(#3)、Lim(#12)らに攻め立てられると、サーブミスもあり、10-10の同点にされるが、相手のサーブミスから、宮浦のライト攻撃などで16-14と再びリードを奪った。この2点のリードを終盤まで保つと、20点以降に大塚、佐伯のレフトスパイクなどで2度の連続得点に成功。最後は佐藤のブロックが決まり、25-18で第3セットを奪取。ストレートで勝利し、銅メダルを獲得した。

■試合後のコメント

・本多洋監督
世界選手権で3位を獲れたこと、選手がよく頑張ってくれたことに満足している。スタッフ、選手12名が一丸となって戦ったことが大きな勝因。本日をもってこのチームは解散となるが、ここにいる選手たちは、各カテゴリー(ジュニア、U23、ユニバ、シニア)の代表選手として活躍を続けてほしい。毎試合、在留日本人の方々の熱烈な声援をいただいた。大変感謝しており、この結果を残せて本当によかったと思う。

・宮浦健人主将
(この結果について)とても嬉しい。12名全員で獲得した銅メダルだと思っている。キャプテンとしてチームの1人1人に感謝している。

■全日本ユース男子チーム個人賞受賞選手
・ベストセッター賞:中村駿介選手
・ベストリベロ賞:市川健太選手

■最終順位
1位:イラン
2位:ロシア
3位:日本
4位:韓国
5位:フランス
6位:エジプト
7位:チェコ
8位:ブラジル
9位:イタリア
10位:中国
11位:トルコ
12位:アルゼンチン
13位:バーレーン
14位:プエルトリコ
15位:アメリカ
16位:キューバ
17位:ポーランド
18位:メキシコ
19位:チリ
20位:チュニジア

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