2017-12-17 09:00 追加
2017天皇杯ファイナルラウンド2回戦結果 筑波大が堺に逆転勝ち
SV男子 / V男子 / 大学バレー 男子
筑波大学 3-2 堺ブレイザーズ
17-25
20-25
25-23
25-23
15-13
筑波大学・小池勇輝選手(堺ブレイザーズに内定)
試合の前半では、V・プレミアリーグのチーム相手におじけづきそうになり、自分たちの実力を疑いかけていた。コミュニケーション不足による消極的なプレイが出てきていた。この1年間培ってきたチームでの最後の大会で力を発揮できるよう、来年からのチームを支える下級生に対して、口ではなく、その姿で存在感を示したかった。そして、まだまだこのチームで試合をしたいという思いから修正し、勝ちにつなげていけた。
初めて天皇杯ファイナルに出場した高校時代(2012年、とわの森三愛高校2年時に出場)から守備的な役割を務めることが多かったが、筑波での4年間では、1本1本のボールに対応する上での質を上げていくということを磨いて行けた。1年間リベロを務めたことも、自分にとって非常に大きな経験となった。
明日のジェイテクト戦では、今日のことは忘れて、またベストを尽くしたい。
JTサンダーズ 3-0 日本体育大学
25-17
25-15
25-21
豊田合成トレフェルサ 3-0 VC長野トライデンツ
25-18
25-22
25-15
VC長野・笹川星哉監督
もう少し良いゲームがしたかった。もう少し良いゲームができた。
リーグ中の課題でもある、サイドアタッカーの力の差が出た。また、サーブで攻める継続性が課題として浮かび上がった。こちらは2本連続まではいったが、2セット目、勢いが途中までで止まってしまった。
V・チャレンジリーグ1に向けて収穫はあった。攻撃に迷いがなくなった。バリエーションを作らなければと考えていたところをシンプルにしたことで回るようになった。この試合では、第1セットはいわゆるAクイックを主体としていたが、プレミアの選手は手も長いのでブロックにつかまりがちになり、第2セットはBに方向性を替えて功を奏した。サイドアタッカーの得点能力が付いて来れば、もっと流れを切れる場面も増えるのではないか。
今シーズンから正セッターを務める(長田)翼も徐々に落ち着いてきた。きょうはブロックの上から狙われてきたので、高さのある椿にスイッチした。第3セットは、点差が広がったところで落ち着かせる意味で片桐も起用した。
傳田のサーブにやられた。傳田は長野出身で、4年のオフにVC長野に所属していた。Vリーグ加入前、地域リーグをともに戦った。普段は仲良くしているが、試合でやられると悔しい。
VC長野・森崎健史選手
(強いジャンプサーブ主体で攻めたが)連続して強いサーブを打つのが課題。前に落とすサーブという選択肢もあったが、プレミア相手ではサイドアウトをすぐ取られることが懸念されたので強いサーブで崩そうとしてきた。これから練習が必要なところ。
レセプションが乱れた場合でも積極的にミドルを遣えるようになってきている。自分はそのような場合でも(トスを)持ってきてほしい。昨日からの2試合で手ごたえは感じている。チーム全体で進められるようにしていきたい。
豊田合成・傳田亮太選手
VC長野には、豊田合成に入る前に少しの期間お世話になっていました。対戦するに当たって特別な感慨はなかったです。僕がいた頃は、まだチャレンジでも下位のチームでしたが、短期間でよく強化されてこられたと思います。もし同じカテゴリになったら、僕の地元が長野なので、そこで試合ができたらいいなと思いますね。
12月17日(日)は東京体育館開催の最終日。準々決勝がおこなわれ、ベスト4が出そろう。
準々決勝の組み合わせは下記のとおり。
- [B1]11:00- 東レアローズ-FC東京
- [B2]13:00予定 パナソニックパンサーズ-サントリーサンバーズ
- [B3]15:00予定 ジェイテクトSTINGS-筑波大学
- [B4]17:00予定 JTサンダーズ-豊田合成トレフェルサ
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