2017-12-24 19:34 追加
天皇杯パナソニック5大会ぶり優勝 パナ・クビアク「清水さんはリーグトップのオポジット」合成・古賀「あと一歩だったがそのあと一歩が大きかった」
SV男子
パナソニック
川村慎二監督
今日も疲れました。最高の成績を収められたのは、選手一人一人が貪欲に勝利に向かい、こえをかけあいながらチーム力で勝てた。厳しい戦いになるということは想定していたが、最後までモチベーションを持って戦えたかなと。
――今日の戦いに向けて、どんな対策を立てたか。
豊田合成さんは強いサーブを打つので、こちらのレセプションをしっかり耐える。あとイゴール、高松にどういうブロックをしくか。
サーブとサイドアウトをしっかりやっていこうということだけ。1セット目はサーブで崩されて、とられたが、2セット目以降はこちらが攻めていけた。
――監督になってこれが初タイトル。
率直な気持ち、やっと勝てたな。
――コートでの会見で、1セット目のあとに攻撃的に行くようにと指示を出したそうですが。
攻めないと相手は崩れない。ブロックがきても高くしっかり打てば弾く。しっかり攻めるというのはそういうところですね。
――就任4期目、優勝にはいつも、あとちょっとのところで届かなかった。振り返ってみて、あとちょっとは何だったのか。
勝てばやはり選手が頑張った。負ければ監督の責任。今回勝てたのも、素晴らしいスタッフ、素晴らしい選手がいてのこと。これが続けばいいかなと思います。
――リーグ戦を独走というところで、下馬評というとナンバーワンというなかで、現実にはどう思っていたか。
全くこちらが有利と思ったこともない。本当に目の前の一戦一戦に全員が戦ってくれた結果だと思います。
――クビアク選手に。今タイトルを取ったチームのことをどう評価しているか。
今日の試合含めて昨日の試合も簡単な試合ではなかったが、そこでしっかり勝てたのは
言い方は悪いかもしれないが、自分たちこそがボスだと思っている。
勝つことも負けることもあるけれど、ファイトすることが一番大事だと思っている。
しっかり戦った上で向こうのほうがいいプレーが出たときは、負けてしまうこともあるが、ファイトし続けることが大事だ。
――清水選手に。高松選手を1枚で止めていたが。
昨日のジェイテクト戦で高松選手がキーだと思った。
――福澤選手に。久しぶりの決勝で緊張はしたか。
少し気負いすぎていた。なんとか崩れずに持ちこたえて、周りの助けを借りながらひっぱりあげることができた。
――ディフェンス面はどういうところに気をつけたか。
清水
イゴール選手は、まだまだディフェンスできることがたくさんあったと思う。そこを徹底すれば、もっとパナソニックに有利な展開に持ち込める。
――クビアク選手に。4セット目、アンダーで低く返したのは狙ってやったのか。
練習の中でもそういう場面は出てくることがあるので、その場で判断してアンダーで返しました。
――今シーズンクビアク選手から見て、清水選手をどう評価しているか。
誰かと誰かを比較するのは好きではない。清水さんが今日見せてくれたのは、このリーグの中で彼がベストなオポジットということ。今日と昨日の試合で、本人のプレーで見せてくれたが、このチームを代表する大切な選手ということを体現してくれた。
写真:黒羽白
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