2018-01-21 09:10 追加
堺・高野直哉「追悼試合となったので、それに恥じないようなプレーを心がけた」合成・高松卓矢「取れるべきセットをしっかり取っていきたい」
SV男子
JT
ヴコヴィッチ監督
5セット目までもつれる展開で、1点を争う難しい試合だった。最終的に勝った豊田合成さんにはおめでとうと言いたい。差が出たのはディフェンスの面。合成の方に勝利に対するハングリーさがあった。とはいっても、長い時間安定したプレーができた。小野寺選手はデビューして4試合目、武智選手も4セット目から。彼らは素晴らしかった。
今日はリーグの2位、明日は1位のチームと当たる。今日以上に集中力が必要になる。
――上位3チームに対しては初めて勝ち点を取れた。
これはやはり1レグ2レグとくらべてチームが成長できている証。
――白星、黒星という点では、8試合すべてが負けだが。
そこは対戦相手というよりは自分たちに原因がある。例えばコート内のコミュニケーション。1本目誰が上げる、といったところ。そこを突き詰めていかないといけない。
――井上と唐川を使い分けたのは。
井上選手に関して言えば、昨年の黒鷲から彼がチームに入ったことで、間違いなくディフェンス面で向上した。
今日の4セット目以降、唐川選手が天皇杯の準々決勝からプレーする機会がなかったので、フレッシュな状態の唐川選手を入れてみようと思った。唐川選手は、とったセットで2つすごくいいプレーをしましたし、このアイディアは当たった。
豊田合成
前田選手
1セット目とられて、でもそれは、自分たちの力を出せてないだけだった。そこを出せるように少しでもヘルプできるように考えて、その結果勝てた。
高松選手
1セット目は僕達もやることができなかった。2,3セットはやれた。先週から引き続いて、取れるセットを取れてない。今日だと4セット目、JTさんを引き離すことができなかった。取れるべきセットを取れるように修正していきたいなと思います。
――前田さんに。2セット目最後イゴールばかりでしたが、そのあとかなりミドルを使われていましたが。
イゴールにトスが集まるのは、それまでの過程を大事に。集まるのは結果的にしょうがない。それまでに周りの選手がどうヘルプしたかが見てほしいところ。勝負どころはイゴール。とにかく丁寧に心がけた。
――高松さんに。サーブについて。
今日は、ひどかったと思います。4セット目離せなかった理由はあれだけサーブミスで点数を献上していたから。サーブは個人技なので、個人がどうしなければいけない問題。岡本さんはあの場面でよくエースを取ってくれたと思います。
JTさんのディフェンスよかったので、もっとエースが取れるかと思った場面で上げられた。
トミー監督
今日の相手JTさんの立ち上がりは、素晴らしい入りをされた。それで手こずった。それに対して我慢できた。我々は気持ちを強く戦えたと思います。一つになって戦えた。エドガー選手は凄くいいプレーをしたが、それを克服することができた。豊田合成の応援の方が来ているのが見えたので、すべての方に感謝します。
――両チームのサーブについて。
ミスが多かった。我々できるのは決勝までによりよくしていくこと。
――明日の試合について。
まずタクシーを使ってホテルに帰る。晩御飯を食べてリラックスしてまた試合をする。きっといいプレーができます。
*パナソニックの選手、JTの選手の会見は、運営のミスで行われなかった。
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