2018-03-11 09:02 追加
久光製薬・石井優希「前半はサーブで相手を崩し、ブロックとディフェンスがよく機能した」 JT・吉原知子監督「戦術を立て、対策をしてきたが、それがうまく機能しなかった」
SV女子
新鍋理沙選手
まずはファイナルの1戦に向けて、1週間いい準備ができたと思うので、スタートからいい入りで試合ができたと思います。もう一戦ありますが、きょうみたいにうまくいくところもあると思いますし、うまくいかなくなることもあると思いますが、そうなるときの準備もしっかりして臨みたいと思います。
石井優希選手
サーブでよく相手を崩せて、相手のスパイカーの的をしぼってブロックと抜けたボールのディフェンスがよく機能していたので、前半はよかったですが、後半、相手の軟打に対してお見合いしたり、はじいてしまう場面が見られたので、試合の中で相手も変化をつけてくるので、そこの対応ももっときっちりできるようにしたいです。来週の方が大事で1週間あく中で、JTも対策で何か変えてくると思うので、私たちもしっかり準備して、きょう以上にいい形でファイナル(2戦目)を戦えるように頑張ります。
──ファイナル6のJT戦は攻撃でもディフェンスで崩されてしんどい試合だった思う。あの試合があったからこそ、できた部分や、きょうの手ごたえは?
石井:ファイナル6のときはパスがぜんぜん入らず、トスもレフトしかない状態でブロックも2枚きっちりつかれて、自分も余裕がない中、打っても決まらない状態だったので、ファイナル3からサーブレシーブに集中して、いつもより立ち位置を変えて微調整を入れながら、攻撃に関してもしっかり打ち分けられるトスを上げてもらうようにしました。やわらかいトスをもらって自分の打点で、打ち分けとブロックを利用したスパイクが打てるようにしています。
ファイナル6での負けは見直すきっかけになったというか……ファイナル3に進むことにはなりましたが、あそこのタイミングで負けてよかったと思って、負けのリベンジというか逆パターンでしっかり勝てるようにと切り替えました。残り1戦なのでもう一回気を引き締めて、また(サーブで)狙われるかもしれないですが、パスから集中して崩されないように頑張りたいと思います。
戸江真奈選手
前回(負けたとき)はコンディションを最高潮に持っていけなかった人が多かったので、自分たちのいいところを出せずに終わってしまいました。それからレセプションアタックやブレイクの練習をたくさんしてきたので、今週はそれが出せたと思います。初戦を勝ったことはよかったですが、個人的にミスが目立って周りの人に助けてもらったので、来週はしっかり1本目を丁寧に持っていってアタッカーの人に決めてもらえるように。ブランキー(ミハイロビッチ)など強打がすごく強いのでAディグというよりはしっかり上に上げて、2本目の精度をよくしてレフトの人が気持ちよく打てるようにしたいです。来週も頑張ります。
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