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会見・コメント

2018-05-13 16:54 追加

黒鷲旗準決勝会見ジェイテクト・浅野「中根とトスが合った理由はフィーリング」アーマツ監督「低身長関係ない。中根はベストエンジンね」

SV男子

ジェイテクト・アーマツ監督「低身長関係ない。中根はベストエンジンね」

アーマツ監督(*お話されたそのままを文章にしています)

まず本当に、選手がよくやってくれて、私をファイナルの監督にしてくれて感謝しています。私はマネジメントしているけど、やるのは選手たち。さっきも色々話し合ったけど、うまく入って集中して力を入れて本当にありがたいです。それで、こんな結果が出て、最後の最後、ありがたい、ありがとう、の言葉しか出ないです。さっきも選手に言って、優勝の経験がないから、必ず優勝して、ジェイテクトの将来のためにしましょうと言った。

 

――昨日から中根選手から使って、今日スタートから使った理由は?

アーマツ監督:私が勉強したことで、どんな選手は、何が必要ですか、何を持ってますか、どんなポゼッションで、どんな役割をやりますか。そのあと、この選手がどこまで責任を持っているか大事。身体的にはすごくても役割がわからなければ意味がない。結果的にね。4年前、5年前日本に来た時は、どんな指導しても意識しない、意識は低かったから、自分の役割と役目なんですかとわからなかったら、どんなに体を元気にしても意味はない。

 

昨日と今日、私は見せたと思うよ。この2人(浅野、西田)は(中根と)1ヶ月練習していないよ。一番見たのは、この2人は意識高かったよね。気持ち的には、自分の役割と役目をわかってるよ。浅野も西田もわかってるよ。私アタッカーですよ。だからこんな結果出してますよ。中根わかってるよ。中根はこのチームのエンジンですよ。このチームのお母さんみたい。今のこのチームは何が大事ですか。自分の子供が自分のお弁当を開ける時はお寿司を食べたい、もし俺が率先してこれ準備したら喜ぶ。そのセッターは何のトスが大事ですか。私のチームは今パイプが必要ですか。もっと食え(クイック?)もっと。それ大事なポイント。お、この選手は準備これでいこう。相手の何が問題なのですか。自分のチームは守れる。こんな選手がいなかったら、セッターは。意味がない。身長関係ない。最初にこの考えがなかったら、2m10cmのセッターの意味がない。2m10cmのセッターのこの考えだったら嬉しい。しなかったら、まずこの考えが大事。

 

彼は私たちのサイドアウトを上手くやって、それまで私たちはサイドアウトが今まで問題だった。うまくやってる?コミュニケーションしてる?上手に使う?サイドアウトとりましたよ。彼のブロックはいらないね。サーブ入れてディグ入れて、アタックは他の選手が決めるね。彼がポイント取らないね。ベストミドルブロッカーは世界は、5セット何回もブロックいきますよ。2回できれば素晴らしいね。私たちのセッターは何回ブロックにいけばいいですか。けど、今日もしっかり触ったね、しっかりディグしたね、しっかりブロックあびれたね(?)、そんな感じで中根を私ずっと見てきたから。短い時間ね。来た時は、もうちょっと私心配してもしかしてコンディションできてなかったから、そして、私たちのセッターは問題だったから、特にマネジメントね。そして私計算して使いました。結果的にベストエンジンですよ。私のことは必要ない。昨日素晴らしい。今日もこんな素晴らしい。ようはこれ、マネジメント。

 

――とはいえ、身長173cm。前衛で使うリスク、明日のパナソニックはそこを集中的についてくると思いますが、それに対する不安は?

アーマツ:全然。私こんな経験ね。中根より低い選手ね。ベラスコのアシスタントだった時、彼と私は優勝した。日本も来ましたよね。@@@@(イラン代表の選手名、発音を聞き取れず)、この人は165cm。アジア選手権の最初の優勝は、彼がセッターだったね。うまく、トスが大事だったね。そのあとは、マルーフがセッターになっちゃったからね。彼の一番大事は、アタッカーをマネジメントすること。お腹いっぱいにすること。

 

もう一人は浅野みたいに速いトスが欲しい。もう一人は、お母さんみたいに、コーヒーショップで仕事してるみたい。もう一人は水を飲みたい、もう一人はコーヒーを飲みたい。水を飲みたい人には水を渡してるね。コーヒーを飲みたい人にはコーヒーを渡してるね。その人はこんな気持ちを持ってるよ。この人は私は水を飲みたい。待て、違う、お前はコーヒー飲んで。コーヒー飲みたくないね。もしかして飲んでも気持ちよくないね。私たち一番大事なのはサイドアウト。彼はサイドアウトをうまくマネジメントできるから。私は何も言う必要ない。西田も一緒。西田もアタック必要、サーブ必要、それよりは他頑張って欲しい。

 

――明日パナソニックということで、2冠しているチームです。パナソニックの印象と勝つための対策は?

アーマツ監督:勝つためにはまず私たちのサーブがすごい大事と思いますよ。さっきの話で、セッターは低いがどうしたらいい?私たちも今日も同じことやりましたよ。まずサーブをプレッシャーいれたら、ちょっとビック外したら、ハイボールになればディフェンスの可能性あります。そのあとは、ディフェンスうまくやれば、サイドアウト、ブレイクポイント取れば、それはもっとプレッシャー入れると思いますよ。もう一つは私たちの力は雰囲気ね。気持ち的ね。すごいファイティングスピリッツが大事ね。ファイティングスピリッツがすごいから簡単にあきらめないと思う。

 

それだけのファイティングスピリッツプラス、私たちのシステムね。今日みたいどこにサーブいれたらプレッシャーいれたら、こんな感じで上手くやればオッケー。あともし、私たちが相手より上手くやれば、勝つ可能性があります。それしかないと思います。今日の夜ミーティング含めて、明日の戦いのためにはどういうシステムで始めるか。クビアクもいるし、大竹とか他にも全日本の選手けっこう多いから、それ含めて、どこにプレッシャーをいれたら、それで考えて。明日勝つために。

 

――カジースキ選手、本間選手は間に合いそうですか?

アーマツ監督:ないです。まだトレーナーに聞いてないですが、これは多分無理かもしれない。

 

――アーマツさんにとって、明日の試合が最後になりますが、チームに何を残したいですか?

アーマツ監督:残したいのは、選手たちには尊敬してください。この選手たちには信じてください。私たちの仕事はね、守るのためにですよね。私も今までは、使い方で見せるのは、もう一つは、私が好き、嫌いな選手には、やめて欲しい。これ、日本だけでなくイランでもありましたが。チームが一つになっていくためには、これが言うじゃなくてやるが大事。

 

この2試合もうまくできる選手は、気持ち的にやりたい選手は私使いましたね。それ好き嫌いじゃないね。もう一つ、必ずチームを一つにしたかったよ。そういう意味では皆にチャンス渡した。皆は使いました。自分のリミットわかりました。ほとんど皆。チームを一つにして、今までもここまでも。これでチームを一つにして、この流れで、ジェイテクトの将来みたいで、私がいなくても、できれば、これを残したから、考え的にね。意識した、意識が変わりました。それができれば、私たちの仕事ね。それだけできれば、ちょこちょこ私たちの仕事ね。必ず、日本のバレーの、ちょこちょこ変わる可能性があるね。それだけできれば私嬉しいね。

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取材:大塚淳史
写真:黒羽白

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