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インタビュー

2018-05-28 18:00 追加

古賀紗理那「私の役割はコートに入ったら点をとること。そこにこだわってやっていきたいです」

古賀紗理那選手インタビュー

全日本代表 女子

 所属チームのNECレッドロケッツでは副キャプテンを務め、全日本でもウイングスパイカーとして、すっかり中心選手の一人になった古賀紗理那選手。
 22歳の誕生日を迎えたばかりの古賀選手に今年度の抱負などを語ってもらった。

リーグでの経験も全日本で生かしたい

――全日本は今年で何年目でしたでしょうか?

古賀:(登録だけでなく)活動するようになってからは4年目です。

――(キャリア的に)もうすっかりベテランですね。

古賀:でも、現在活動しているメンバーの中では、年齢は下から2番目ですが(笑)

――黒後愛選手が入ってきて、後輩もできましたが…?

古賀:でも、愛は後輩というよりは友達みたいな感じです。

――黒後選手はV・プレミアリーグ中の会見では「サリナさんは近くて遠い存在。年齢が近く、ポジションも同じだけど、一緒にプレーする機会がなかなかない」と言っていました。今回、初めて全日本で一緒になりましたが、すぐに打ち解けましたか?

古賀:そうですね。

――先日の始動会見の囲み取材では、黒後選手が「サリナさんの打点の高いスパイクを見習いたい。あの打点の高さはどうすれば出るようになるのか知りたい」と話していました。

古賀:え、そうなんですか? 全然そんなことないですけどね(笑)

――昨年の弊誌の取材では、「自分が自分が」とアピールするよりも声を出すなど、点数に出ないところで貢献したいとお話しされていたと思います。今季の全日本でもそういうスタンスは変わらずにいく考えですか?

古賀:それも大切なことですが、自分の役割は試合で点数をとることだと思っているので、そこはブレないようにこだわってやっていきたいと思います。

――リーグ中、NECレッドロケッツの山田晃豊監督が現在の古賀選手は自分自身がスパイクを決めて目立つことよりも、他の選手をどう活かすかを考えているとおっしゃっていました。全日本でもそういう部分での貢献も考えていますか?

古賀:自分以外の選手もどんどん点数をとってほしいというのはもちろんあります。でも、最終的には自分が点数をとって目立たないと、リーグ中もチームの勝ちにつながらない試合も多かったので、周りを活かすのも大事ですけど、自分がしっかり点数を取るというのも大事だなと今シーズンは実感しました。そこは、これから全日本で活動する上でもいい勉強になったと思います。

――リーグを振り返って、NECは外国人選手なしで戦ったシーズンでしたが、そこで学んだことはありますか?

古賀:外国人選手がいないからというよりも、やはり新人の選手がたくさんコートに入ってて、完成度が高いとはいえないチームだったので、ちょっとしたところでの連係ミスが勝負どころで目立ったという印象があります。

――リーグでの経験を全日本でどのように生かしていきたいですか?

古賀:NECで外国人選手なしで戦ったことは、全日本でも生かせる部分だと思います。サイドは厳しいトスが上がってくることが多いのですが、そこをどう決めるかというのがNECでも課題でしたし、特に全日本は高さのある外国人選手を相手に戦うので、工夫が大事になってくると思います。そこはいろいろ考えてプレーしていきたいと思います。

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