2018-06-11 02:00 追加
西田がサーブに、スパイクにと大活躍。11年ぶりに勝利のイタリア戦ゲームレポート ネーションズL男子
VNLイタリア戦ゲームレポート
全日本代表 男子
ネーションズリーグ男子予選ラウンド第3週・第3戦が10日、大阪市港区の丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で行われ、日本はイタリアと対戦。3-2(21-25、25-21、23-25,25-22、15-10)で勝利した。日本の通算成績は4勝5敗。
次戦は、ドイツへと舞台を移し、予選第4週・第1戦、現地時間の6月15日(金)に地元ドイツと対戦する。
イタリア戦の日本のスターティングメンバーは、西田有志、李 博、福澤達哉、柳田将洋、山内晶大、藤井直伸、古賀太一郎。
第1セット、福澤、西田が得点して始まった試合は一進一退の攻防が続く。福澤は2本目に上がったボールをそのままバックからツーで打ち込み、エンドラインいっぱいにこれを決め、会場を沸かせた。
しかし、保っていたリードを守り切れず、セット終盤は相手の強烈なスパイクなどで逆転を許し、21‐25でセットを落とした。
第2セットはキャプテン・柳田がブロックで先制点。お互いにミスを出すなど点差が開かないまま試合は進んだが、藤井のツーアタックも決まり、16‐13。終盤には西田がサービスエースを決め、日本は大阪大会で初めてセットを奪取した。
第3セット、第2セットで途中出場した関田誠大をスタートから起用した日本は、西田がサーブでイタリアを崩し、好スタート。イタリアはセッターのジャネッリがひざの不調で途中交代したが、両者譲らぬ展開で、最後は高さのあるクイックを決められ、セットを落とした。
第4セット、古賀や西田の好レシーブから攻撃につなぐと、リズムを作った日本は8‐5で1回目のテクニカルタイムアウトを迎える。セット終盤、西田のフェイントが決まってリズムをつかんだ日本はセットを奪い返し、勝負はフルセットにもつれ込んだ。
第5セット、スタートからミスを出した日本は0‐2でタイムアウトを要求。その後、西田のブロックアウトで流れを作り、逆転する。勢いをつけた日本は、相手のサーブミスから再び西田のスパイクなどで5連続ポイントを奪い、フルセットの激闘の末、イタリアに11年ぶりの勝利を飾った。
写真:FIVB
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