2018-06-11 12:02 追加
U-19、中川、平山らの活躍で中国をストレートで下し、白星発進。アジアジュニア女子選手権
アジアジュニア女子選手権(U-19)1次リーグの結果
全日本代表 女子
第19回アジアジュニア女子選手権大会(U-19)が10日、ベトナムのバクニンで開幕。日本は、1次リーグ初戦で中国と対戦し、3-0(25-16、25-22、25-13)のストレートで勝利した。次戦は11日にタイと対戦する。
日本チームのスターティングメンバーは、吉田あゆみ、園田風音、平山詩嫣、山下晴奈、中川美柚、大工園彩夏。
第1セット、日本はサイドに、中国はセンターエリアにトスを集めてポイントは4-4、接戦を予想させる立ち上がりとなった。しかし、キャプテン・中川のスパイクをきっかけに、平山のブロックなどで一気に流れを引き寄せ、8-4とリードして、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
その後も攻撃の手を緩めない日本は、吉田のジャンプサーブで中国のサーブレシーブを崩すと、中川らの活躍で16-10と大きくリードを広げた。
タイムアウト明けにリリーフサーバーで出場した鴫原ひなたのサービスエース3本や、山下のライトからのポイントもあり、23-11と中国を圧倒する。意地を見せる中国も必死の追い上げを図ったが、最後は平山のスパイクで25-16と突き放し、セットをものにした。
第2セットも好調を継続する日本は、序盤から中国を攻め立てる。荒木彩花のサーブで中国のサーブレシーブを崩すと、中川や山下のスパイクで8-3として1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。
その後、息を吹き返した中国がブロックや高い打点からのスパイクを繰り出し、点の取り合いとなったが、中川や平山のスパイクで19-15とすると、中国はタイムアウトを使い果たした。
ところが、終盤に向かってサーブが走り出した中国にサーブレシーブを乱され、単調になったところを高いブロックに阻まれ、23-21と一気に追い上げられる。それでも平山の連続ポイントで何とか踏ん張り、25-22でセットを連取した。
第3セットは吉田のサービスエースでスタート。園田の両サイドを広く使ったトス回しも功を奏し、中川や山下のスパイクで一気に8-3と差を広げた。セット中盤、吉田や山下によるサイドからの攻撃や、平山の活躍で20-10とリードを広げ、終盤も中国に付け入る隙を与えない。
リリーフサーバー・安田美南のサーブで相手レシーバーを揺さぶり、十分な攻撃を許さないまま、最後も中川のポイントで25-13と大差をつけてセットを締めくくる。日本は重要な初戦をストレートで勝利した。
写真:FIVB

キャプテン・中川美柚(久光製薬)のスパイク
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