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インタビュー

2018-08-03 08:00 追加

久々の代表復帰、東レ・伏見大和「4年前のあの痺れる感覚を再び味わうために」

伏見大和インタビュー

SV男子 / 全日本代表 男子

 伏見大和選手といえば、日本のバレーボール界には数少ない2メートル越えという身長、そして特徴的な名前で、以前から知られた選手ではあった。ただ、その立派な体格を持ちながら、東レアローズではなかなか試合に出ていないのが、ずっと不思議に感じていた。いや、日本バレー界にとって、なんて勿体ないんだろうと思っていた。

しかし、2017・18年シーズン、富松、李博という同じミドルブロッカーポジションの強力なライバルたちがいる中、徐々に出場機会を増やし始め、ブロック、そしてサーブで効果的な活躍をし始めた。そして、終盤ではチームに欠かせない存在となった。1月下旬の3レグの愛知・刈谷大会で活躍し、試合後の会見で初めてじっくり本人の言葉に触れた。それまで伏見選手に対して勝手に思い込んでいた、「強気、勝気」という印象が見事に打ち砕かれた(見た目の風貌でこちらが勝手に思っていただけだが)。

ただ、代表メンバーリストに名前が書きくわえられたのは、ちょっと意外でもあった。久々に代表に戻ってきた伏見選手に心境を聞いた。(取材はネーションズリーグの始まる前)

 

――まず確認ですが、日本代表はいつ以来でしょうか。

伏見大和(以下、伏見):2014年以来4年ぶりです。4年前に、アジア競技大会に出て、そこから丸4年ですね。確か、準決勝くらいまで、普通に試合に出ていました。決勝は、途中で変わったか、出てないか。山内(晶大)が出ていたんで。大会の途中から段々と出場機会が減っていって、最後の方はそんな感じでした。その後は16年に全日本の登録メンバーには入ったんですけど、一回も呼ばれませんでした。最初のメディカルチェックのみで、キックオフだけ参加した感じです。

 

――では久々の代表入りの感想は聞かせてください。

伏見:2017・18シーズンのVリーグで、ずっと練習してきたことが結果になったことにより、今回代表に再選出して頂いたと思います。正直とても嬉しい。ですけど、同時に結果を求められている。結構はっきりした環境なので、不安もあります。

 

――どうしても代表に入りたかったということですが、代表のどこに魅力を感じますか?

伏見:4年前に代表として出させてもらった時に、日の丸を、日本を背負って戦うことにすごく感動してじゃないですけど、国歌斉唱を聞いた時にしびれる感覚があったのが、すごい記憶にありました。それから全然機会がなくて、チャンスをつかめなかった。今回、君が代を聞きたいわけじゃないですけど、試合開始の時点で君が代を聞いた時に、「やっぱ日本の代表なんだ」と認識する瞬間、「特別なことなんだな」とすごく実感できるのと、あとはかなりレベルが高い環境でやらせて頂けるので、自分がスキルアップできる環境なのかなと思います。

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