2021-11-09 12:15 追加
デンソー・松井珠己「一本一本に意味があるトスを上げていきたい」、トヨタ車体・印東玄弥監督「ミスは受け止める。周田夏紀には思いっきりやってもらいたい」 V1女子会見
11月7日 デンソー対トヨタ車体 会見コメント
SV女子
11月7日に宝来屋郡山総合体育館(福島県)で行われたバレーボールV1女子、デンソーエアリービーズ対トヨタ車体クインシーズの試合後会見コメントをお届けする。
デンソー 3(25-16、21-25、25-17、25-20)1 トヨタ車体
■デンソーエアリービーズ
●中元南選手(アウトサイドヒッター)
苦しい展開が多かった中で攻撃をフロントだけに絞ることなく、最後までバックアタックを使えていたのはすごく良かったと思いました。自分のサーブレシーブで崩されることが多かったのですが、周りの選手に助けられました。最後まで諦めずにパスを続けることができたのでみんなに感謝しています。
●松井珠己選手(セッター)
昨日は上手くいっていた攻撃が今日は通らなかったり、自分のトス回しが読まれていた部分がありました。二日目の戦い方はすごく難しいなと改めて感じました。この経験をこれからのリーグ戦にしっかり活かして相手に読まれないようなトスワークができたらいいなと思いました。
●横田真未選手(ミドルブロッカー)
土日同じ相手というのがこれからも続きます。相手も変化してくる分、自分たちも相手に読まれない、良い形で変化していけるようにしていきたいと思いました。
ーー松井選手に。今シーズン、スタメンセッターでやっていく上で、心がけていることや、プレー面での変化などは?
松井:気持ちとしてはそんなに変わってる部分はありません。昨シーズンも自分がいつ出ても良いように準備をしていました。でも今年は責任と言うか、自分のトス配分が勝敗に関わってくるので、そこは本当に一本一本の責任を持ってトスをあげなくてはいけないなという気持ちになっています。
ーー責任感というのは、プレッシャーとはまた違いますか?
松井:そうですね。プレッシャーを感じていることはあまりないのですが、一本一本にしっかり意味があるトスと言うか。流れの中であげるだけじゃなくて、しっかり考えた上でのトス回しをしていくということがリーグ戦の中では大事だと思っています。自分自身考えながら責任を持ってやっていく、ということですね。
ーー代表については?
松井:パリオリンピックもありますし、そこはずっと意識しているところです。まずはリーグ戦でしっかり自分自身をアピールして、自分の良さを出していくことがやっぱり(代表に)繋がってくると思います。一試合一試合をしっかり戦っていきたいという気持ちです。
ーー中元選手に。サイドの軸としてプレーに芯が入っていると感じました。昨年までの課題と、今シーズン達成したいことは?
中元:昨年まではアタックでチームに貢献するというよりは、バックに下がってきた選手とサーブで替わってそこからディフェンスで貢献することが多かったです。攻撃面というのが自分の中では課題になったシーズンでした。レフトには最後の苦しいところでトスが上がってくることが多いと思います。バックだけじゃなくて、フロントで決めきることを意識して今シーズンに臨んでいます。
ーー横田選手に。昨シーズンは最優秀新人賞を獲得。マークも厳しくなってくると思いますが、その中で自分のテーマなどは?
横田:昨シーズンよりマークが厳しくなっているのは自分も感じています。その中で決め方の工夫ですね。相手のブロック引き寄せることでサイドが良い形で決めてくれると思います。そういったクイックやワンレッグを打っていくことですね。自分のブロックポイントでもチームに貢献できるようにしていきたいと思っています。
ーー以前、川北元監督から「横田選手はどんなセッターともコンビが合わせやすく、どんなサイドとも(ブロックが)合わせやすい」とお聞きしました。自覚しているところなどは?
横田:そうですね…常に自分のプレーに集中していて、それが(結果として)色々な選手に合っているのではないかと思います。
松井:少し乱れたトスとかも思いっきり打ってくますのでセッターとしてはやりやすいです。他のセッターとも合っているという印象はあります。
中元:ジャンプ力が凄くあって空中で待っている時間が長いから、セッターも上げやすいのかなと思います。ブロックもちゃんと詰めてきてくれるので、あまり不安は感じないですね。
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