2021-11-09 12:15 追加
デンソー・松井珠己「一本一本に意味があるトスを上げていきたい」、トヨタ車体・印東玄弥監督「ミスは受け止める。周田夏紀には思いっきりやってもらいたい」 V1女子会見
V1リーグ 女子
●川北元監督
ホームで2連勝できて良かったです。苦しい展開が多かったのですが、そこからなんとか粘って切り抜けて。今日はそういう状況が多かったかなと思います。それを乗り越えて、最後に勝ちきれたのは大きかったと思っています。
ーートヨタ車体の印象を教えてください。連敗中ですが、士気も高く、粘り強く戦ってきました。
川北:決め手となる選手がいるところがまず大きいです。どういう状況でもどこからでも点数を取れる選手がいて、そこをサポートする選手がいるというように役割がしっかりできているのかなと思っています。ゆえにラリーに持ち込むと難しいところがあります。こちら側はそれに対して、できるだけ自陣でボールをコントロールして攻め続けるという形を取らないと相手エースにやられてしまいます。とても我慢が必要なゲームだったなと思っています。そして、トヨタ車体さんはサーブがとても良いのでそこに苦しめられたという印象です。
ーー最終的にデンソーが粘り勝てたポイントは?
川北:ひとつはフォローが大きいかな、と。アタッカーが打って相手にブロックされたとしてもその次のボールを拾う、そこがしっかりとつなげられていたことが次の展開に持ち込める大きな要素でした。そういうプレーの精度がだいぶ上がってきてると思います。そこからの展開も昨日より少しバリエーションを多く使うことができました。(やるべきことは)対戦相手によっていろいろ変わってくると思うのですが、失点になりそうなところを上手くしのげたのはデンソーエアリービーズの良い部分です。今日はそういうところで勝ちにつながったのではないかと思っています。
ーー2年目の松井、横田選手。そしてサイドの軸になる中元選手に期待することは?
川北:本当にチームの中心になる選手たちだと思います。彼女たちの年代の選手たちがより多く出てくることによって日本のバレーボールの層の厚みにもつながってくると思います。自分たちの存在価値というか…そこはもう本当に意識をしてタフな状況を乗り越える強さを身につけてもらいたいなと。今まさに経験値を積み重ねている最中だと思います。今年のリーグ戦をしっかりと乗り切って、チームだけではなくてより高み(代表)を目指して頑張ってもらいたいなと思っています。
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