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ゲームレポート

2018-09-01 18:00 追加

ヴォレアス北海道-豊田合成トレフェルサ「VOREAS presents V-THEATER 2018」レポート

V1リーグ 男子 / V2/V3 男子


2セット終了時点で15分の「ハーフタイム」を挟み、両チームがユニフォームを替えて登場した(ヴォレアス:黒、豊田合成:白へ)。
第3セットは豊田合成がセッター内山でスタート。中盤まで競り合った展開。ヴォレアスが19-16とリードするも、豊田合成は近のスパイクポイントからサーブで畳みかけ逆転。再び競り合うも、豊田合成が間一髪粘って、25-23でセットを取った。

第4セットに入り、豊田合成は白岩→黒澤雄介、近→高橋拓也とメンバーを入れ替えた。また、ヴォレアスもこのセットから関根→加藤伊織。2年前まで豊田合成に所属し、前夜祭では古巣と対戦することへの深い感慨と意気込みを表現していた加藤が、いよいよコートに登場した。第4セットは追いつ追われつの攻防。ヴォレアスが押し、豊田合成が畳みかけ、という連続。23-20とヴォレアスがリードするが、そこから豊田合成が3点を返して同点へ。ヴォレアスはリベロを白石と藤村昇太でスイッチするようになり、豊田合成はリリーフサーバーで岡本秀明が登場するなどしつつ緊迫した攻防へ。その均衡をまず古田が破り、セットポイントから豊田合成のアタックがネットにかかり、いよいよフルセットに突入した。

試合の立ち上がりからは想像がつかないくらい、双方が持ち味を発揮し続けた時間。ファイナルセットは延々とがっぷり四つのサイドアウトが続いたのち、5-5から辰巳のブロックポイント、その後サーブに下がってはノータッチエース、豊田合成のタイムアウト後にさらにもう1本サービスエース、とセッターが3得点を一気に挙げ、8-5とヴォレアスがリードしてコートチェンジとなった。その後田城にブロックが出てリードが4点となり、豊田合成が先に2回のタイムアウトを遣いきる展開となった。
そこから1点差まで追い上げる豊田合成。もう一度ヴォレアスが点差を離したが、ヴォレアス13-9から、豊田合成は椿山のサービスエースなどで再び1点差に詰めた。古田が決め、ヴォレアスは14-12でマッチポイントを握ったが、そこから豊田合成が4連続得点。一気に逆転し、ギリギリのところで勝利した。見る者に前だけを見せてぐいぐいと攻め込むヴォレアス、要所を押さえて畳みかける豊田合成、それぞれの色が出たおもしろいゲームとなった。

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