2018-09-16 08:00 追加
藤井直伸「たとえ劣勢に立たされても、自分たちのバレーを貫き、諦めないチームに」
全日本代表 男子
――ネーションズリーグで個人的に一番印象に残ってる試合はどれですか。
藤井:やはり、フランスでのイラン戦でしょうか。本当にチームも自分も調子良く、まず最初に自分たちより世界ランクが上のチームを倒した試合だったので。そこから「やれるな」と思えました。
――今大会で見えてきた課題は何ですか。
藤井:個人としては、やっぱりトスを速くすることによって正確性という部分が落ちてきてしまうと思うので、その中でも正確性を保つための練習であったり、あとはハイボールの精度をもう少ししっかりしたものにしていかないといけないというふうに思いました。
チームとしては、レセプション的にはそこまで各国と差はないと思っていますが、トータル的なディフェンスがまだまだ良くなかったので、ブロックとディグの関係をもっとしっかりしていかなきゃいけないと思います。
ディグは身長に関係なく強化できますから、世界のトップのチームの中でも更に僕たちが上の方にいなければならない部分だと思うので、それはしっかり強化していかなければいけないと思います。
あとはやっぱりサーブですね。このほかにもできていない部分がまだまだ多く、だから(ネーションズリーグは)こういう結果だったので、世界選手権に向けてこれから詰めていかなければならないと思います。
――7月末に日本で行われた韓国親善試合2試合については、振り返って、どんな印象でしたか。
藤井:石川(祐希)がチームに合流して初めての対外試合だったので、彼がどれだけチームに合っているのかということを確認するという意味でも、本当に大事な試合だったと思います。彼自身もコンディションよく合流してくれたので、問題なくできたという印象があります。
――石川選手とのコンビも問題なく合っていましたか。
藤井:そうですね、やはり他の人に比べると、まだ合わせていかなきゃいけない部分もありましたが、そこまで心配することなくできたのではないかと思います。
――試合内容としてはどうでしたか。
藤井:チームとしてまだまだ詰めていける部分があったなと思うのと、2日目は特に韓国の選手も違った状態で、同じバレーがなかなかできなかったので、そういう面ではプレーの安定感というのはまだまだ求められるのではないかと思います。
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