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会見・コメント

2018-10-04 11:51 追加

中田久美監督「カメルーンは想像以上に攻撃力があった」岩坂名奈主将「セッターとのコンビをしっかりしたものにしたい」 世界選手権カメルーン戦会見コメント

世界選手権 カメルーン戦記者会見コメント

全日本代表 女子


 3日に行われた女子バレーボール世界選手権第1次ラウンド第4戦、カメルーン戦後の記者会見コメントをお届けする。

■中田久美監督

勝ち点3を意識して戦いました。でも、カメルーンは非常にいいチームで、想像以上に攻撃力があり、ブロックとディフェンスの関係、あるいはトランジションのコンビミスであったり、修正しなければならないことはたくさんありますが、とりあえずストレートで勝てたことはよかったと思っています。

――1対1でブロックにつかまる場面が目立ったように思いますが…?

中田:今までのカメルーンの戦い方を見ていて、組織よりも個人のポテンシャル、運動能力が高いという印象があり、ブロックがいいというイメージがありました。ブロックがよくなると、ディフェンスの方もよくなってきて、想定した以上に力を発揮してきたと思います。 もう少しサイドの攻撃が多くなるのかと思っていたのですが、クイックやパイプの攻撃が想像以上に多くて、 それに対してのブロック対応が少し遅れたという感じはします。

――メキシコ戦もそうでしたが、相手が想像した以上にいいプレーをしていたこととは別に、何となくもたつく場面もあったように思います。 日本チームとしての修正点はどのようなところだと感じていますか?

中田:まずトランジションからの攻撃でのコンビミスが多かったのがいちばん気になるところでした。もうひとつは、自分たちのバレーボールの展開になかなかなれなかった空気感は正直言ってあります。

――自分たちのペースになれなかった原因は?

中田:カメルーンの真ん中からの速攻、あるいはパイプ攻撃に対して、ブロックディフェンスがしっかりとできていなかったというのが 、リズムのつかめなかった原因のひとつではないかと思っています。あそこで3枚跳びに行って、ワンタッチあるいはシャットでポイントできれば違ったのではないかと思います。

―― 被ブロックが多く、安易にブロックに捕まってしまう状況をなかなか修正できなかったのではないかと思いますが、その辺りをどのように考えていますか? また、今後の試合で同じような状況では勝てないのではないかと思いますが、どう対策していくかについて教えてください。

中田:私はセッター出身なので、被ブロックで「これは仕方ないな」と思えるものはあまりなく、結局トスが短かったり近かったりなど、安定しないところでの被ブロックが気になります。ただ、今日の試合に限って言うと、セッターを田代(佳奈美)から冨永(こよみ)に代えて解決するかというよりも、ここは我慢して田代を使い続けて 修正していくべきなのではないかと思い、使い続けました。ただこれからさらに強いチームと当たっていく上で、明日のドイツ戦で同じような展開になった時に冨永を途中で入れて、しっかりと流れを変えられるというような準備はしっかりしていきたいなというふうに思っています。

―― 田代選手を使い続けていくポイントはどのようなところにありますか?

中田:相手を振る技術は、冨永より田代の方が持っているのかなと。また、長岡(望悠)に対してのトスをきっちりとマーカーまで伸ばせるのが田代なのかなというふうに思っています。

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