2018-11-12 19:05 追加
大分三好5連敗 小川監督「2倍相手に点数が入る流れだった」勝「粘りが足りなかった」
11月10日FC東京vs大分三好の記者会見
V1リーグ 男子
バレー男子・大分三好ヴァイセアドラーは11月10日、東京・墨田総合体育館でFC東京に1−3(21-25、25-21、15-25、17-25)と敗れた。これで5連敗となり、今シーズンリーグ戦初勝利はお預けとなった。大分三好の小川監督は「2倍相手に点数が入る流れだった」と振り返った。試合後会見の主なやりとりは次の通り。
小川貴史監督
率直にいうと、サイドアウトが取れない、サーブミスが多い。2倍相手に点数が入る流れでした。1セット目は取ったが、相手のミスが主体でスタートする連続得点が多かったの。相手のミス待ちになってきっかけを作るというようでは、3セット取って勝つというのがV1では難しい。そこで突破口として、サーブで攻めることというのはまず第1条件としてうちにあるのですが、それにしても精度が低い、サーブミスが多い。こういうところが相手が楽になれたところかなと。逆に連続失点して、長友選手や手塚選手に楽にサーブを打たせる展開だった。やはり相手のホーム、相手のリズムということで相当苦しかった。
その中で、(選手の会見で)先ほど言われましたが攻撃面、サーブレシーブが返ってきた時は互角かそれ以上に展開できている。やはりラリーが続いた時の失点、直接失点、FC東京さんの方がリバウンドを取ってからの攻めとか、失点を少なくやってきたのかなと思う。うちは(攻撃の時に)一発勝負で(ブロックで)シャットアウトや(スパイクを)アウトにしてしまった。そういう勿体無いミスが痛かった。うちがやることとしては、きっちりサーブで攻めるというのは変わらないですし、その分、サイドアウトの準備がいる。(相手の)サービスエースでセットがスタートするというのでは勝てない。入りの連続失点で離されてしまうと、やはり後半に追いついてもきついのかなと思います。やはり、最初が肝心というゲーム展開を明日からやっていきたいと思います。
――特に4セット目、FC東京のサーブで、連続で崩されました。やはり昨シーズンまでと違ってトップリーグとなるとサーブで苦しめられるのでしょうか。
小川監督:いや、そこまでは感じなかったです。どちらかというと4セット目の連続失点は、アジア枠のマーク(・エスペホ)選手がちょっと任せ気味になってしまった。どちらかというと、リベロの辻口(智也)選手が中心として(ボールを)取っていくのですが、そこの連携ができていなくて、お互いに任せる展開が増えている。サーブのスピードとか質とか変わっているところはありますが、その分、きっちり準備と対応ができれば問題ない。その経験値の差でやられたところかなと思います。
――ボールのつなぎの場面でのミス、選手間のお見合いとかが目立ったのですが、それを練習重ねることで解消するのか、選手を変えることで修正するのか
小川監督:(つなぎのミス)ですね。約束事ですね。マークもそうですね。一つ一つの確認の声が欠けているので、そういうのをきっちりまず明日やることを目標に、勝利目指して頑張りたいです。
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