2018-11-23 19:37 追加
JT武智洸史「去年より出られないことに葛藤はあるが、外から見て得られる収穫もある」
JTvsパナソニックのJT会見コメント
SV男子
JTサンダーズvsパナソニックパンサーズ 3-0
1セット目序盤はJTが大きくリードしたが、終盤に追いつかれてそのままの勢いでストレートでパナソニックが勝利した。
■JTサンダーズ
●山本将平
終始攻められたゲーム展開だった。ただ、競ったときにはすごくいい部分も出ていたので、そういったところを継続しながらやりたい。今後に繋がる試合になる今日の試合をポジティブにとらえて活かしたい。今日負けたことも糧になるのかなと。しっかり見直して反省につなげたい。
●武智洸史
実際戦ってみて、パナソニックさんとそこまで差があるとは思いませんでした。対等に戦えますし。パナソニックさんとの違いをしいていうなら、「ここで一点とりたい」というときのつなぎであったり執着心だったりが、僕らがちょっと劣ってしまった。でも、攻撃面でもディフェンス面でもそこまで差があるとは思わなかった。「ここ1点」というときの2段トスや、簡単なボールのつなぎとかを精度をあげていかないといけない。
●深津旭弘
1セット目、いい入りができて、大量にリードできた場面で、自分の覚悟がぶれた。遊んだわけではないけど、そういう不運な形になってしまった。1セット目をとったら相手も焦ったと思う。自分の力のなさ、覚悟のなさを感じた。
レシーブが悪かったら自分がカバーすればいいはなしだし、セッターとしても、チームの最年長としても誰かを助けられればいいと思う。力不足だと思いました。
――深津さんに。リードしたところで覚悟がブレたというのは。
深津:5戦やってきたなかに、エドガー、劉力賓、小野寺を軸にしているのが誰が見ても明らかだった。もう少し決まっている選手にあげ続ければよかった。そこで誰かを乗せるとか、ここ1本誰かに決めさせてあげようとか、そういうのもあるんですけど、今日は第1セットのあのセットが全てでした。あのセットを取りきっていれば、相手を焦らせることができたということを考えると、もっと決めている選手に集めるべきだった。
とにかくエドガーがあんなに決まっていたので、1セット目に限っては、集めてたんですけど、もっと集めちゃってとりきっちゃったほうが良かった。自分が回せなかった。
相手のほうがレシーブの質、チームとしての戦い方の質が上というのはわかっている。こっちはひとつひとつそういう部分をなくすために練習しなければいけない。
――武智さんに。去年内定で後半で活躍して、今年はアジア枠できた劉選手がきて、なかなか出番が無いですけど、そういう状況をどう捉えているか。
武智:もちろん自分自身の葛藤はありましたけど、今のメンバーがベスト。試合に臨んでると思うので、自分の立場をしっかり受け入れて、監督からも、何かあったときには一番最初に呼ぶといわれていたので、その準備は怠っていない。ずっと試合に内定でも出れていたことが奇跡で、自分が実力がめちゃくちゃあるというわけでもないので。ただこれまで出れなかったことがあまりないので、出れないときに外からどう見えるのかというのも、今シーズンはすごく勉強になると思う。なにか自分に得られるものをしっかり見て、試合に出れるときはアピールもそうですし、チームに貢献できるようにし続けていきたいです。
――武智さんに。山本選手が攻撃で引っかかって変わったことがあるが。本来であれば守備を求められていると思うが、今は攻撃も求められている。攻撃に関しての意識は。
武智:攻撃面では上がってきたら、今日シャットとスパイクアウトから始まりましたけど、そんなに…。確実に僕に求められているのはディフェンスですので、攻撃も直接的なミスは減らしたいですけど、まずはコートに入ったら役割はレセプションの安定、ディグの細かいところをつないでリズム感をもたせること。僕以上に決定力のある選手はたくさんいるので、そういった選手にいいボールを与えられる、託せられるようにやっています。
――山本さんに。先程いい部分も出ていたというのは。
山本:6月からシーズンが始まって、ブロックアンドディグというテーマで取り組んでいる。サーブで崩されなくても、相手にAパスが返っても、なんとかブロックでワンタッチかけたり、それをしっかりつないで託すべき人に託して、フォロー入ったり、そういう部分は要所要所で見られた。そこはブレずにやっていきたい。
――深津選手に。そこまで圧倒されるほどの力の差はなかったように思えたが?
深津:1セット目とられたあとも、全体的にネガティブにはなってない。去年に比べたら。去年のパナの1戦目は戦う前にやられた。今日に関しては純粋に個人の技術とかシステムだと思います。
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