2018-12-05 08:00 追加
JT 田中美咲×栗原恵(後編)新Vリーグへの思い「ホームゲームは勝たないと」「また観たいと思ってもらえる試合を」
SV女子
――合流されてからどんな感じでした? バレー以外での交流も増えました?
栗原:個人的には、今度、家に呼ぼうとは思ってるんです。
田中:そうなんですよ、誘いを待ってる状態です(笑)ほんとは「行きたいです」って言ったときにすぐその場で決めようと思ったんですけど、「ちょっと待って」ってストップをかけられたので。
栗原:え、私だっけ?(笑)じゃ、行こう行こう、飲みに行こう!
――お二人、飲める感じですか?
栗原:ミサキ先輩はザルです。
田中:やめてくださいよ、ほんとに(笑)
栗原:私はついていくばっかりです。お財布だけ持っていきます。
田中:ラッキー!(笑)
――よかったですね!(笑)では改めて、JTのチームについて魅力や面白いところなど教えてください。
田中:上下関係ないですよね。
栗原:関係ない……つらいです……。
田中:あはははは。なんかもうね、メグさんに下の選手たちがいろいろやるようになって、ミサ(山本美沙)なんか「おいで」ってメグさんを抱き寄せてるんですよ、「やめてやめて、『プリンセス』だから」って(笑)そんな感じです、ゆるゆるです。やるときはやる、やらないときはやらない、みたいな。
栗原:みんなストイックだよね、トモさんを引き継いでます。ちゃんと継承されてる。
田中:あはははは。
栗原: 冷静にバレーボールを分析してやっているので、ちょっとあいまいなところで流してというのがない。その場で絶対解決して、どう練習しよう、試合でも次のプレーどうしようってちゃんとやっている。そういう約束がしっかりしているチームって見ていて安定している、立て直すこともできると思うし、トモさんがよく言われるんですけど、「ある程度までは行くけど、そこから上はたいへんだよ」という、それを突き詰めているチームだと思うので、それがもっと確立されていけば、また違ったものができてくるんじゃないかなと思います。
──求めるところが高いしストイックで厳しい、ときにくじけたりしませんか?
田中:厳しいところは厳しいですけど、でも慣れというか、それがベースになっているので、抱え込みすぎることはないです。
栗原:ずっと高いものを求められているので、自分の基準が上がっているんだろうなと、入ってすぐに思いました。他のチームでここまで追い込んでやれるかなとは正直思いますが、JTではみんなそれが普通になっているので、相当きついとは思うんですけど、練習からそれぐらいのプレッシャーをかけてやっているからこそ、試合で戦えているのかなと思いました。
田中:素晴らしいコメント力ですね。的確ですね。
──それぞれいいですよ。
田中:はい! 私は私の個性でいきます(笑)
栗原:あははは、ほんと面白いね、ギャップ。面白さに気づいていないのがもったいない(笑)
──モテますよ。
田中:ほんとですか! メグさん? メグさんはモテるって決まってます!
栗原:こわいわ、こわい……(笑)
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