2018-12-26 17:44 追加
東レ藤井「課題の多い試合だったが勝ちきれたのは大きい」天皇杯準決勝会見
天皇杯準決勝 東レ会見
SV男子
12月22日に行われたバレーボール全日本選手権(天皇杯・皇后杯)準決勝、パナソニックパンサーズと東レアローズは、3-2で東レが逆転勝ちした。記者会見の模様は次の通り。
■東レアローズ
●星野秀知
今日の試合は、最初はちょっとあんまり波に乗りきれていなかったのですが、後半から徐々に良くなって、チームとしてまとまった。明日も勢いを出して、本当に気持ちの勝負だったと思うので、強気で戦っていきたい。
●李博
今日の試合は我慢強い試合ができたと思う。明日も今日の粘りを忘れずに勢いをもってやっていきたいと思います。
●藤井直伸
試合全体を通して見たら、結構課題の多い試合だったんですが、勝ちきれたということは、今のチームにとってすごく大きいことだと思う。天皇杯はトーナメントなので、反省はしないといけないところもあるけど、しっかり良いところをまたピックアップして、明日にのぞみたい。
――藤井選手に。リーグ(中断前)最後の大分三好戦で李選手が復帰したが、李選手の戻ってきたことによって藤井選手自身はその効果をどう感じる?
藤井:最初の方は李さんも試合になかなか出れていないというのもあり、試合勘というのがなく、あまり(コンビが)合ってなかった気もした。だけど、そこは今は結構お互いに、また前みたいな信頼関係もあるし、李さんが戻ってきたことで、両サイドがまた活きることになる。李さんの強みはコミットされている状況でも使えるというのが一番強いところ。あとサーブもチームにとって大きいのかな。
――李さん。途中バックアタック1本あったが、あれはコンビでしょうか?
李:あれはただ単に良いトスがあがったので、いこうという自分の意思です。思いがいっちゃいました。
――藤井さん、そこに上げとけばと打ってくれると思った?
藤井:あれ、俺が上げたっけ?
李:アウン・トゥが多分上げたボールなんですけど、なんか自分、ちょっと待っていて、(上がったボールが)ちょっと前だったからいこうとは思っていたんですが、良い場所に上がってきた。もういくしかないと思った。それだけです。
――藤井選手に。試合前半、結構相手のブロックポイントが多かったと思いますが、後半ブロックポイントが減って、向こうのメンバーが変わったのもあると思いますが、アウン・トゥ選手が後半になるにつれて調子が上がっていたと思いますが、どういうゲームメイクを?
藤井:アント(アントニン・ルジェ)もアウン・トゥも調子の波があると思う。彼らが調子づくように使ってあげられたらと思っている。あと、1セット目、2セット目あたりはずっと相手がリードブロックだったので、クイックを積極的に使ったんですけど、3セット目以降、(相手ブロッカーが)結構クイックにきだした。その中でもクイックを通していくというのはすごく大事なことだと思ってやりました。それが最後の方にブロッカーに迷いが生じればいいかなと思ってやりました。
――星野選手に。1セット目、ルジェ選手が結構きれていて、ちょっと不運なところもありましたが、どうやって立て直しましたか?
星野:アント(ルジェ)も結構言うタイプなんで、まぁ、「言っても変わらないから落ち着け、落ち着け」とは言っていました。でも、彼も怒って、スパイクとかも良い波に乗っていたので、その怒りを存分にボールにぶつけてもらったのが良かったと思います。
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