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インタビュー

2019-02-27 08:00 追加

新監督に聞く NECレッドロケッツ 金子隆行監督「ディフェンスを強化し、観る人が楽しめるバレーのできるチームをつくりたい」

SV女子

緊張した初采配

アジアクラブ選手権にて(写真:AVC)

――金子監督の初采配は、昨年7月に開催されたアジアクラブ選手権の初戦(タイ戦)でしたが、この時はフルセットで勝利しましたね。どんな心境でしたか?

金子:今だから言えますけど、最初はやっぱり不安ですよね。選手も緊張していたと思います。なので、終わった時は勝った喜びよりも無事に乗り越えたという安堵感の方が強かったです。

――決勝でも同じタイと当たり、フルセットで惜敗しました。これは相手のメンバーの違いも大きかったのでしょうか?

金子:そうですね。初戦は相手が途中から控えメンバーを多く出場させていましたが、決勝はもちろんベストメンバーですから。逆に初戦はベストメンバーではないタイにセットをとられた悔しさもありました。

――では、逆にベストメンバーを相手にフルセットまでやれたということで自信につながったのでは?

金子:そうですね。うちは日本代表、アンダーカテゴリーなどで不在の選手も多く、ギリギリの人数でしたから。苦しい状況の中でパフォーマンスを出してくれて、よく頑張ってくれたなと思っています。

――初戦と決勝以外で印象に残っている試合はありますか?

金子:カザフスタンでの開催でしたが、完全アウェイの中で力を出し切り、カザフスタン戦でストレートで勝てたことも自信につながりました。若いチームなので、いつもとは違う環境で、普段できるプレーもできない状況も出てくるのかなという覚悟もしていたのですが、思いのほか選手がしっかり自分たちのその日のベストを尽くしてくれた。そこは選手の成長を感じましたね。

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