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インタビュー

2019-03-12 16:56 追加

カジースキからのお便り 日本復帰もあり得る?「機会があれば前向きに」

ジェイテクトスティングスに所属した元ブルガリア代表主将

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カジースキに近況の写真をお願いしたら、家族写真と愛犬との写真を頂いた(フィアンセのエリサべッタ・ファッルッジョさんと子供の アレキサンダー・カジースキちゃんと一緒に)

元ブルガリア代表のエースで、2015年から3シーズンにわたってジェイテクトスティングで活躍したマテイ・カジースキ。世界的な名声を持った、(現在もだが)当時現役バリバリのトップレベルの選手が日本に加入した時は驚きだった。打点が高いだけでなくスパイク技術の高さを見せたり、ジャンプサーブの決定力は凄まじく、またアウトサイドヒッターとしてレセプション(サーブレシーブ)でも抜群の上手さを見せていた。よくぞこのレベルの選手が日本に来てくれたと思わされた(その後、クビアクやムセルスキーは来ているが)。

カジースキの活躍もありジェイテクトは昨年5月の黒鷲旗全日本男女選抜大会(黒鷲旗)で準優勝したが、その後、カジースキはポーランドのチーム(シュチェチン)に移籍した。しかし、なんとシーズン途中でチーム消滅という憂き目にあった。イタリアのチーム(ベローナ)に移籍して、現在はプレーオフを目指して奮闘中である。黒鷲旗の時点では退団が決まっていなかったこともあり、カジースキの別れのあいさつを聞けなかったことを残念に思ったファンは多いはず。カジースキに近況、ジェイテクト時代の思い出を聞き、ファンへのあいさつをしてもらった。

――カジースキ選手は日本(ジェイテクト)を離れた後、ポーランドに移籍したもののチームが消滅。そしてイタリアへ移籍と、大変な1年を過ごしました。何があったのでしょうか?そして、今はどういう心境ですか?

カジースキ:ポーランドでの新プロジェクトはとても魅力的でした。昨シーズンは降格をなんとかしのぎ今シーズンは新スポンサーが付き、大親友であるZygadlo(ウカシュ・ジガドヴォ、元ポーランド代表のセッター)を中心に強いチームを作る野心に満ち溢れていました。選手を入れ替えて、高い目標を設定していたプロジェクトでしたが、偉大なプロジェクトは長く続けられずチームは消滅してしまいました。ただ、ベローナに関しては、イタリアに帰れる機会でもあったのでうれしかった。今はとにかくプレーオフに入って、良い結果を残すようにしたい。今の心境は、ポーランドのチームが消滅し、プロジェクトが長く続かなかったのは残念に思っています。でも、ベローナに招待してもらったことによって、なんとかシーズンを続けることができてよかった。

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