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バレーボールマガジン>会見・コメント>3/16 ヴォレアス北海道記者会見 エド・クライン監督「課題のアタックに成果。質の高いバレーが出来た」古田史郎主将「少しずつチームに『牙』が生えてきたかな」

会見・コメント

2019-03-22 20:00 追加

3/16 ヴォレアス北海道記者会見 エド・クライン監督「課題のアタックに成果。質の高いバレーが出来た」古田史郎主将「少しずつチームに『牙』が生えてきたかな」

V男子

--監督にお聞きします。今後、チームとしての、さらなる飛躍のために、どんなことが必要だと考えていますか。

エド:こんな大勢の人の前では、まだ言えません(笑)

--そのうちのひとつだけでも教えていただけますか。

さらなるチームの飛躍のために

 

エド:恐らく、シーズンの最初にも、どこの部分を強化していきたいですかという質問をされたと思うんですが、そのときの答えが「アタック」だったと思います。今シーズンは、アタックを強化していきたいなと、いう風に思ったんですが、実は今シーズン、そこの部分では上手くいきませんでした。
今日の試合だけを見た方は「あ、あのひと何言ってんの」というふうに思うかもしれませんが、今日はアタックが良かったんですが、今シーズンを通して見れば、アタックはあまり機能しなかったのが現実です。
今シーズン、今日の試合までで、決定率が50%を越えている選手はいないです。今日の試合のあとの結果、通算で、もしかしたら1~2名は、50%を越える選手が出るかもしれませんが、まぁギリギリ50%を越えたかなというレベルです。(編注:全日程終了の時点で、結局通算50%を越えるアタッカーはおらず、家近、古田、佐々木3選手が48%台)。
ブロックに関しては昨シーズンから良いチームでした。今シーズンは更に向上しました。
先週、東京(3月9日~10日、葛飾大会)で試合があったんですが、そのときに、土日合わせて7セットで、31本のキルブロックがありました。ただ、アタックに関してはぐーんと上がっていないので、そこは今後継続してがんばって行きたい部分です。
V3でやっていく上では今ぐらいのアタックでも良いんですが、今後、V2で1位を目指すには、アタックはどんどんどんどん良くしていく必要があります。ただ、残念がる必要はなくて、他の部分、ブロックとか、レセプション、ディグ、サーブ…他の部分は非常に素晴らしいものを持っているチームですので、あとはほんとにアタックだけ直せばいいということなので、プラスに捉えていきたいと思います。

--今季、特に後半、ケガしている選手が多くて、選手のやりくりが大変だったんじゃないかなと思いますが、監督が手腕を発揮なされたと思います。大変だったところはありましたか?

エド:ケガ人がいたということで、練習のメニューを組み立てるのに難しい日もありました。練習に行ったら、ケガをしていないアウトサイドが1人しかいない日があったり。佐々木(博秋)くんも今ちょっとケガしていて、でも、練習をさせないといけないし、とはいえ、そんなに使いすぎてもよくないし……、と、そこだけはちょっと難しかったです。オポジットも(古田主将)ひとりしかいないし、というところで、毎日の練習の中で(古田主将に)100回もジャンプさせたくないし、そうすると週末の試合に疲れてしまうし、ということで、大変でした。
ただ、去年に比べたら、今シーズンの方が難しくはなかったです。去年よりも練習に参加出来る選手の人数がちょっと増えたので、昨シーズンに比べたら10%は楽になりました。
ケガ人もいたんですけど、困難を乗り越えて、今回も優勝出来たのでほんとうに嬉しく思います。

田城広光選手、初お披露目

--田城選手、若い方(場内から笑)、初めてのお披露目なので、自己紹介をお願いします。

田城広光選手:皆さんこんにちは。初めまして。田城貴之の弟、田城広光です。身長は191cmで、兄ちゃんと一緒です(「兄ちゃん」と言ったところで場内沸く)。ポジションもセンターで兄と一緒です。これから、もしかしたら対角で組むかもしれないんですけど、ライバルとしてポジション奪い合って、どっちか出て、どっちか出ないとか、どっちも出るとか、そういうことがあると思うんですけど、2人で切磋琢磨していけたらいいと思っています。
また北海道に戻ってきてバレーが出来ることを本当に嬉しく思っていて、いつか、この嬉しい気持ちを、皆さんファンの方々に応援してもらえるように、自分が頑張って成長して、いつか入団してよかったと皆さんに思ってもらえるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

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