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2019-06-03 08:00 追加

フォト 栗原恵・山口かなめ・大野果奈・岩﨑紗也加・篠原沙耶香・ラーマットアルハッサン・三橋聡恵・小田桃香 黒鷲旗退団選手フォトギャラリー 女子編2

SV女子 / V女子

  • 三橋聡恵(PFUブルーキャッツ)

2012年パイオニアレッドウイングス入団。2013年国体優勝(山形県)。
2014年パイオニアの廃部に伴い、PFUブルーキャッツに移籍。

女子バレー界随一の盛り上げ屋。
「自分はプレーが上手いわけでもなく、勝敗を決定づける選手でもない」
彼女は謙遜して言うが、チームに安心を与えるという役割は何物にも代えがたい。

深刻なケガもあり、近年、出場試合は限られた。それでもチームだけでなく、Vリーグ全体の活性化のために自分にできることを精一杯やってきた。

「ムードメーカーをやってよかった。自分はこの場から去るが、盛り上げをしたいと思っている子はたくさんいる。そういう選手をみんなで応援してあげて欲しい」
これからはファンになります。みんなと一緒にバレーを応援していきますと力強く語ってくれた。

 

●小田桃香(トヨタ車体クインシーズ)

2015年、2017年ユニバーシアード代表としてそれぞれ銅メダル、銀メダルを獲得。
2015/16シーズンから同期の村永奈央と共に内定選手として活躍し、2016/17シーズンに正式入団。
同年、リーグ新人賞を獲得。

チームの主力として飛躍を期待されたが、同ポジションには優秀なアタッカーも多く、控えに回る時間も増えていった。黒鷲旗はチームの得点源、ネリマン・オズソイに代わってオポジット(ライト)で出場。

鋭いスパイクを次々と決めた。今が全盛期にも見えた。
「すごく今はクリアな状態です」
心の迷いは取り払われていた。

トヨタ車体のチームカラーともマッチした全力のスタイル、エネルギーのすべてを開放するようなガッツポーズは多くのファンの心をつかんだ。この選手が本当にコートを去る選手だろうか、多くの観客がそう感じたに違いない。

活動期間は長くはなかったが多くのファンの記憶に残る選手となった。次の道でも彼女の笑顔が笑顔の連鎖を呼ぶだろう。

 

写真・文 堀江丈

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