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インタビュー

2019-05-28 19:57 追加

越境バレーボーラー本間隆太(パリバレー)後編「パリ五輪に出場して、またここに戻ってくるのが目標です」

本間隆太インタビュー

Others / SV男子

ジェイテクトSTINGSからレンタル移籍でフランスリーグのパリバレーでプレーした本間隆太選手にお話を伺った。後編では、同じく海外でプレーするリベロの古賀太一郎選手についてや、今後の目標などを語っていただいた。

――リベロはスパイカーに比べると、佐野優子さんのように海外で成功している事例がありますが。

本間:スパイカーはある意味苦しいですよね。背のスポーツといえばそうなので。日本人が世界一をオリンピックでとれるかと言ったらまあ厳しいと思うんですけど、リベロとか、セッターとか、あまり身長が関係ないところでがんばらないと。

――セッターはブロックが関係ありますよ。

本間:まあまあ。リベロもそれを言ったら絶対身長が大きいほうが良いですよ。届く範囲が違いますからね。僕はリベロの中では身長が大きい方なので、そこは強みにしていきたいです。とにかく、日本を強くしたいという思いが強いです。
もう少し日本のバレーを発展させたいなという思いがあってこっちにきました。そこは変わらないです。

――古賀選手はフィンランドリーグからステップアップされていますが、そういうのを狙っていますか?

本間:もちろん。逆に最初にパリバレーによく来れたなと。ラッキーだったなと。それは古賀さんが活躍して、ヨーロッパの中に日本のリベロの評価を高くしてくれたからだと思うんですよね。それは僕はいつも古賀さんに言ってますけど。でも、いつまでも古賀さんを上に見ていてもいけないと思いますし。昔はもう遠い遠い存在でしたけど、今は戦えるレベルまできたかなと思っています。良いところは盗みながら、古賀さんと戦っていきたいですね。そこは切磋琢磨ですね。

――そこはいろいろなアドバイスをしてもらったりする関係なんですか?

本間:はい、全然してくれます。もし古賀さんが東京オリンピックに出られて僕が出れなくても、逆だったとしても、お互いにお互いのことを心から応援できる関係だと思います。

――本当に高めあえる存在ですね。いつかポーランドに行って、日本人対決が見たいですね。ちょっとおかしかったのが、柳田選手が最初にドイツに行く前に取材させていただいて、「イタリアではないのですね」と言ったら「日本人対決とか、僕にはまだ早いと思うんですよ。いつかはそういうのもいいかもしれないですけど」と言われていたのに、いきなり大竹壱青選手がドイツリーグに行って日本人対決が実現しちゃって。ドイツでそれを指摘したら苦笑してましたけど。

本間:僕は日本人対決いやじゃないですよ。日本バレー全体をみたら、もっともっと海外に出るべきなんじゃないかと思います。僕が知った頃は、祐希が大学時代に行って、古賀さん、マサと続いて、川口(太一)もいってますけど。サッカーもそうじゃないですか。海外に出ていって代表のレベルを上げている。
僕は迷ってる選手がいたら勧めたいなと思います。日本はそういうのが必要なんじゃないかと思います。

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