2019-06-06 17:00 追加
古賀紗理那「調子が悪くても勝負どころで得点できる選手になりたい」 日本代表囲み取材コメント
古賀紗理那 日本代表囲み取材コメント
全日本代表 女子
4月24日に行われた全日本女子始動会見、囲み取材の中から古賀紗理那選手のコメントをお届けする。
――オリンピックまであと1年となりましたが、今年はご自身の中でどのような目標を掲げていますか?
古賀: 今年はチームとしても個人としても、結果が求められるシーズンだと思うので、 結果にこだわってやってきたいなと思います。
―― 結果を出すために一番意識していることは何ですか?
古賀:昨年もそうでしたが、オフェンス面で点数をとるというのが一番の役割だと思っているので、そこにこだわっていきたいというのがあります。オフェンスだけでなくディフェンス面でも、サーブレシーブやスパイクレシーブでチームに貢献できるように頑張りたいと思います。
――今年は古賀選手よりも年下の選手がたくさん選出されましたが、チームの雰囲気やご自身の立場をどのように感じていますか?
古賀: 年下の選手も入ってきていますが、ベテランの選手もいるので、自分の役割はそれほど変わらないのかなと思っています。
―― これまでに世界と対戦してきて、オリンピックで戦うためにもっと伸ばしていきたいと思うところはありますか?
古賀: オフェンスの面で高いブロックが2枚ついた時の決め方が自分の中で課題だと思っています。 ストレートのブロックアウトも簡単に取れるようにならなければならないと思いますし、ハイセットのトスが上がってくるポジションなので、それをどう決めるかが今年も、来年の東京オリンピックに向けても大事になってくると思います。
―― そういった課題にはVリーグ中も意識して取り組んでいたのでしょうか?
古賀: 国内の試合と代表戦とでは少し違うと思うので、 意識するのは難しかったです。
―― 現在、長岡選手がケガで外れていますが、その穴を埋めるという意識はありますか?
古賀:長岡選手はポイントゲッターとしてたくさん点数をとってくれる選手なので、今年いない影響は大きいのですが、自分だけでなくチームとしてどんどん点数をとっていけるようにしていかなければならないと思います。
――昨年の世界選手権を振り返って思うことは?
古賀: 調子が悪い時でも中田(久美)監督は自分を我慢して使ってくださったので、調子が悪い中でもどうやって点数をとっていくかということが少しずつ考えられるようになりました。 その部分では少し成長できたのではないかと思います。
―― 世界選手権はエースとしてフル回転の大会だったと思いますが、そこで見えてきたこと、学んだことなどはありますか?
古賀: 世界選手権は連戦でしたが、毎試合コンスタントに点数をとっていくというのが一番大事なことだと思いました。でも、どの試合にも勝負どころがあって、そこでいくら調子が悪くても点数をとるというところが自分には必要な部分だと感じています。そこでガツンとギアを上げるということを今シーズンはもっと身につけていきたいなと思っています。
――世界選手権の経験を踏まえ、Vリーグの期間はどのようなことに力を入れて過ごしましたか?
古賀: 全日本と所属チームではバレースタイルが全然違うので、意識しづらい部分もありましたが、ディフェンス面でもしっかりチームに貢献できるようにというのは考えながらやっていました。
【プロフィール】
古賀紗理那(こがさりな)
1996年5月21日、佐賀県生まれ。6歳から熊本県で育つ。母親の影響で小2よりバレーボールを始めた。高校は地元の熊本信愛女学院に進み、在学中の2013年、全日本代表に初選出。2015年、NECレッドロケッツに入団。同年にワールドカップに出場。昨年は世界選手権に出場し、エースとして活躍した。
写真提供:FIVB
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